占い(3) というか細木数子
占い(2)に関してご意見いただきました。
あんなテレビ見るやつが山ほどいるんだし。そのうち何割かは信じてるんだろうし。
「正しいものを信じる」のではなく「信じたいものを信じる」のでしょうな。
需給バランスは取れているのでしょう。
占いが嫌いじゃないので、多少耳の痛い話ではありますが。
「信じたいものを信じる」のは雑誌の星占いや毎朝のテレビの占いを見る時の基本姿勢なんじゃないかと。
まあ、そんなのは当たり障りのないことしか言ってないけど。10分後には忘れてるようなことばかり。
それが大金払って怒られに行く、ところまでいっちゃうのは何かなって考えると、やっぱり「背中を押してもらいたい」気持ちなのかもしれません。自分の考えで行動できない、あるいは自信がないとき、強力に背中を押してもらいたい、ってことかなと。しかも押してくれる人が有名であればあるほどいい。それで起こした行動に対して批判されたときに「だってあの人に言われたから間違いない」と言えるから。
ああ、つまり自分の行動に責任を持ちたくない、要するに甘えの産物ということですかね。
あのテレビ、レギュラー化する前には見ました。(スポーツクラブのサウナとかで)
あれの面白いポイントは、なんとなくいやなやつと思ってる芸能人がいて、普段はチヤホヤされてるのに、あの番組で怒られちゃうのを見て「ほーらね、ざまあみろ」という気持ちになれるからかも。ただそれも1、2回のことだから、あとは細木数子の下品さばかり目立ってきた感じ。レギュラーは苦しい。
何でこんなことわざわざ言うかというと、いかにエンターテインメントとはいえインチキ占いだのオカルトだの心霊だの公共の電波で流しやがって、おまいらオウムのとき何やったのか忘れちまったのかよTBSということですわ。しかし昨日の新聞にこんな発表が。
細木数子番組 金曜日に新設 フジ10月改編フジテレビは27日、10月からの番組改編の内容を発表した。バラエティーでは金曜午後7時57分に「細木数子の日本ダメ出し道場」(仮題)を新設。”細木数子番組”は既にTBSでレギュラー化されているが、フジは「社会問題をターゲットにし、差別化を図る」という。
マジですか。そういうマスコミの姿勢こそが「社会問題」だということに気付かないようで。
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