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2004年9月

2004/09/30

Honeycom.ware/100s

プロモも見られるようになってました。→ここ

夜の都会に輝く光がたくさんでてきます。
かっこいいです。
ビルの灯りは、確かに蜂の巣みたい。

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ラジコンねずみ

猫用のおもちゃだそうです。
TIMMY THE MOUSE RACER
nezumi1.jpg

ドイツで見つけたネコちゃん用のおもちゃです! ねずみのラジコン「TIMMY THE MOUSE RACER」(27MHz)。 コントローラーでねずみを前進、後退、右旋廻、左旋廻、自由自在! 「かわいい子猫がトラになる!?」 愛猫の前を自在にマウスを走り回らせ、愛猫と皆さまのストレスを解消!
あんまりかわいくないのは、外国キャラの宿命ですかね。 この上目使いが、ちょっと卑屈な感じを醸し出してます。 「勘弁してくださいよ、旦那ぁ」みたいな。

猫、喜ぶのかな?

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2004/09/29

「Honeycom.ware / B.O.K」:100s

「Honeycom.ware」に続き「B.O.K」の試聴もできるようになっていた。
ここ→Honeycom.ware / B.O.K
ドラムの出だしがカッコいい。英語混じりの歌詞、またも聞き取れない。

「Honeycom.ware」を聞き書きしてみた。
コーラス部分はまったくわからない。(「でっこんでっこんおんざす」と聞こえる。DECK ON? 何それ?)
日本語の部分はこんな感じ。

君が望むのなら しな! しな!
君が望むのなら 
君が望むのなら しな! しな!
心 生きるのなら

光る光る巣で この場所のジーザス
光る光る巣で 色はブルー

どこまであってるかは歌詞カード見るまでのお楽しみっ。
amazon予約→「Honeycom.ware」

公開放送もう出ないのかと思ったらアナウンス出てた。


・J-WAVE『GROOVE LINE』
10月7日(木)17:00-20:00
*HMV渋谷サテライトスタジオより生放送。中村&池田ゲスト出演。
パーソナリティはピストン西沢、秀島史香。

・JFN系全国ネット『Docomo Hits from the Heart』
10月9日(土)16:00-16:55
*渋谷スペイン坂スタジオより生放送。中村&池田ゲスト出演。
パーソナリティは松本ともこ。


うーん。行きたい。

ロッキンオンジャパンのカウントダウンフェスにも出演が決まっているけどこちらは行けないな。
ライブ中継やってくれないだろうか。元春もキヨシローもでるのだから。

“COUNTDOWN JAPAN 04/05” official web site
12月29日(水)30日(木)31日(金)幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)


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惑乱の公子:タニス・リー

「闇の公子」「死の王」に続く平らな地球シリーズの3作目にあたる。
前2作で描かれた物語が、この作品の中では既に遠い昔の出来事、いわば神話のようなものとして登場してくる。
「惑乱の公子」チャズは、人間の狂気に魅かれるように現れ、その狂気をそそのかし、暴走させていく。
公子2人は、どういう関係なのか今ひとつわからないのだが、なぜかものすごく相手を意識し、そして嫌っているようだ。この二人の静かな戦いが、人間を容赦なく巻き込んで展開する。

狂った国王が建設する天まで届く摩天楼。言葉が通じなくなり崩れおちる様はまさしくバベルの塔の話が下敷きとなっている。そしてそれも伝説となったころ、その場所は聖地となり、選ばれた聖職者だけが住む都となる。その中のひとり、ドゥニゼルを闇の公子アズュラーンは、恋してしまうのだった。愛しあうようになり、初めてのわが子を身ごもらせるのだが、チャズの策略によって、ドゥニゼルは暴徒となった民衆に殺されてしまう。怒りに燃えるアズュラーンは、その地を滅ぼそうとするのだが、それを押しとどめたのは、霊となったドゥニゼルその人だった…。

人間になど興味ないようなアズュラーンは、かつて命をかけて人間を救ったことがある。それがこの巻の時代の人間には、まったく伝わっておらず、相変わらず人間は神を信じ、妖魔を貶めている。そのことに気づいたアズュラーンが壮大な仕返しをはじめるのだが、唯一彼を愛するドゥニゼルだけが、「あなたはそのような方ではない」と言う。愛の力によって、悪の代名詞である闇の公子がいつの日か悪を脱ぎ捨てて、本物の神となるのかも、という期待をもたせるストーリー。
だとすれば、これはやはりアズュラーンという「神」の若き日を描く神話なのかもしれない。
<ハヤカワ文庫>

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たぬきっ!!

今日は用事があって、お休みしてました。
出かけようとして、マンションを出たら、目の端を横切る黒い影。

いつもの野良猫、と思ったら

あ、猫じゃないっっ!! 

なんか足太い、しっぽ太い、顔とんがってるし、おまけに鼻の先っぽあたりが黒い。
しっぽを真一文字に後ろになびかせ、どたどた走ってる。
一瞬「ラスカル」かと思ったけど。でもそれはアライグマだよね。

冷静に考えれば、あれはまさしく「狸」だった。
こんなんだったもん。

 ↓   【写真はイメージです(笑)】  
tanuki.jpg

こんな街中に狸がいるなんて、どうなってんだ。
下りてくるような山なんて、ぜーんぜんないのに。

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2004/09/28

活字のない生活は想像できない。

休日にいつもの美容院に行った。
美容院に付き物の女性雑誌の類があまり好きではないので、今読みかけの文庫本を持参していった。
ヘアカラー中などは、読書時間として有り難く活用している。
遠慮してくれたのか、ずっと話しかけずにいた助手のおニイちゃんが、マッサージしながら質問してきた。
「その本て、読むのに何日くらいかかりますか?」だって。
カバーのついた文庫を見て日数を聞くという時点で、「僕は本を読みません」と宣言しているようなものなのだが、素直に「3日くらいかな」と答えたら、「すごいですね」だって。

「僕は本だめなんですよね。絵がないと読む気しないです。全然読めないです。」
じゃ、漫画は好きなの、と聞いたら
「最近は漫画も読まないですね。そういえば、全然活字って読んでないです。時間つぶしに雑誌をぱらぱらと見るくらい。本て時間つぶすにはいいですよねぇ。」
私は逆に本を読むための時間が欲しいのだ、と言ったのだがまるきり理解できないようだった。

若者の活字離れが進んでいる、と良く聞くのだが我が家にいる若者は小説も漫画も良く読んでいるので、あまり感じたことがなかったけど、世の中にはこのおニイちゃんのようにまったく活字を読まない人がかなりの数いるのだろう。
まあ、年齢も環境も違うし、もともと共通の話題などないのだろうけど、活字中毒者と活字に縁がない人の間には、それだけではないすごく深い溝があるような気がする。

若い人だけじゃなくて、会社でまわりを見渡してみても、文庫本を持ち歩く人はあまり見かけない。(男性はビジネス書の類は読んでいるようだが。)まして翻訳もの小説マニアなんて、珍種の動物なみに稀少なのだろうか。絶滅が近かったりして。あ~ぁ。

「本を読もうよ!」というだけじゃ多分ダメなんだろうなぁ。

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Shall we Dance?

周防正行監督の「Shall We ダンス?」のハリウッドリメーク版が完成したそうだ。→公式サイト
ニューヨークなどで先行上映され、好評を博しているとか。

この「Shall We ダンス?」は、とても好きな映画。さえないサラリーマンがダンスに四苦八苦する姿が、ユーモラスに、ちょっと切なく描かれている。私は奥さんの寂しさに共感して、ついもらい泣きした思い出が。

主人公はリチャード・ギア、ダンス教師はジェニファーロペス、妻役はスーザン・サランドン。
竹中直人を相手に会社のトイレで踊っていたシーンもちゃんと再現されているとか。
ハリウッド版「Shall We Dance?」萌え画像

ハリウッド風味でどんな風に仕上がったのか、すごく楽しみ。絶対見ようっと。
(日本公開は来年ですかね?)

まだDVDになってないのですね。→Shall we ダンス? 

周防さんのこんな本も。面白そう。→ 『Shall we ダンス?』アメリカを行く-文春文庫

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2004/09/27

ヘルシオ売れてるみたい

水蒸気加熱オーブン シャープ「ヘルシオ」 月産2万台、一気に倍増

前にもちょっと書いたシャープのヘルシオ、TVCMもはじまりがんがん売れてるみたいです。
やっぱりこの「ヘルシオ」=「減る塩」という判り易すぎるベタな駄洒落ネーミングが、インパクトありますよね。
その割にデザインはお洒落。赤いのが素敵だな。
TVCMもなかなか良い感じ。やっぱりこれ欲しいかも。

※楽天で検索してみたら、今日の最安値は71800円。(定価12万6千円)
複数のショップで7万円台で出ている。安値のからくりはわからないけど、この価格ならかなり売れるのでは。
シャープ 水で焼くウォーターオーブン 「ヘルシオ」 AX-HC1-S 【送料無料】
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2004/09/25

秘密の窓、秘密の庭:スティーヴン・キング

ランゴリアーズ<文藝春秋>に収録
ジョニー・デップ主演の映画「シークレット ウィンドウが10月に日本公開とのことなので、原作の小説について書いておこうと思う。

妻と離婚し、避暑地の別荘にひとりで暮らす作家、モートンの元にある日見知らぬ男が訪ねてくる。
戸口に立ったまま男は言う。「あんた、おれの小説を盗んだな。」
まったく身に覚えのない言いがかりだが、相手の狂気に圧倒され、モートンは盗作ではないという証明をしなくてはならなくなる。3日の猶予を与えるといいながら、男はモートンの飼い猫を殺し脅しをかける。少しずつ、少しずつ、追い詰められて行くモートン。果たして、小説は本当に盗作なのか。見知らぬ男の正体は…。

いきなり盗作だと怒鳴り込まれ、あっけに取られる出だしから、神経がぎゅっと引き絞られるような緊迫感が続く。クレージーな奴に目をつけられてしまったという、嫌な恐怖感。その残酷な嫌がらせに不安感は募る。だがそれだけが恐怖の原因ではないことにだんだんと気づいていく。この小説には二重の恐ろしさが仕掛けられているのだ。

売れっ子作家だから書ける作家のための恐怖小説でもあり、同時に全ての人が持つ「小さな罪悪感」を刺激する真の恐怖小説と言えるかもしれない。

映画の宣伝文句によれば、原作とは別の結末が用意されているとか。
すごく楽しみなようでもあり、また、どうかコケてませんように、とちょっとドキドキしているのである。

☆ランゴリアーズについては、また書く予定。

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2004/09/24

大きなお孫さんで。

電車で立っていたら、前におばあちゃんが2人座っていた。
一人が小さな写真アルバムを見せながらもう一人に一生懸命に説明している。
こちらからは写真は見えないが、話の内容から田舎に帰って親類が集まったときの写真かと思った。

「ここでおじいちゃんが目をつぶっちゃってねぇ。」
(私)うん、そういうことあるある。

「この子きれいにとれてるでしょう?」
(私)ふーん、孫かな?

「隠し撮りだから大変だったのよぉ。」
(私)か、かくし撮り?

「写真撮影は禁止って言われてたからねぇ、大変だったのよ」
(私)法事とかだったのかな?お寺の中は撮るなってとこあるかもね。

「ほら、この子は男の子なの。」
(私)ふんふん。

「名前はね、ミッキー。」
(私)はい?

「女の子はね、なんとかっていうのよほら、ミニーちゃん!」


…ねずみだったのね。

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ケロヨンクラブ

オウム分派団体 女性信者が変死

ブラックジョークなんですか>ケロヨンクラブって。
みんなで「けーろよーん」とか唱えていたのか。
古いですか。

公安当局によると、女性信者が所属していた団体は通称「ケロヨンクラブ」と呼ばれ、教団から一九九六年ごろに分派し、数十人が在籍している。

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2004/09/22

波田陽区 CDデビュー

“ギター侍”波田陽区、返す刀でCD・ネタ本・DVD発売

だそうです。
DVDも本もでるとか。
エンタでやらないネタを、まだまだ持っているはず。
本人も言うように、「一発屋」を超えてでっかくなって欲しいな。

ギター侍のうた (仮) 2004/11/17発売予定

こんなのもありました。→ 残念!!着信ギターキーチェーン

ちょっとだけ欲しい。


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2004/09/21

痩せがまんの系譜:小松左京

時の旅人クレア ―アウトランダーを読んで、思い出した作品。
前記のクレアは200年前の過去に戻ってその時代の男と結婚する。なんかこういうのあったなあ、と思い出したのが、この小松左京の短編小説だった。

主人公の坂崎真紀子は結婚しないまま35歳になってしまった。親戚からも結婚しないと家系が絶えると言われているが、結婚したいような男には出会わない。そんな彼女のところにある日見知らぬ男が現れ、好みの男を連れてくるから何がなんでも結婚しろ、と迫る。当世風の軟弱な男を嫌った彼女は「江戸前」の男を、と注文するのだが...。

昭和30年代が舞台だから、35歳で有職で、ひとり暮らしの女性は相当、珍しかったのではないか。江戸っ子の父の元に生まれた真紀子が、100年前の侍を好きになり、子供を産むまでが描かれる。
この真紀子の家系こそが、強い克己心(=痩せがまん)を持っていたため、遠い未来において大きな功績を残すことになる重要な家系なのだった、というオチがついている。
(今気づいたが、これって「ターミネーター」のプロットと同じですね。)

軟弱な男たちばかりとなった世の行く末を案じて書かれたのかもしれない。私は真紀子のさわやかな強情さ、強さが大好きで印象に残っている作品である。

本が見つからなかったので、電子書店パピレスでテキストを購入。短編とはいえ105円だった。なんて便利で安価なこと。
ダウンロード書籍>【痩せがまんの系譜】

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小4~6年生の4割が「天動説」

小4~6年生の4割「太陽が地球の周り回っている」 - livedoor ニュース

コペルニクスが化けてでそうだ。

「小学生の4割」は、10年後、20年後に「大人の何割」になっているのか。
そしてその次の世代は…?

考えると目まいがしそう。

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2004/09/20

ドラクエVIII 予約しちゃった

もっぱらゲームの主役は子供に取られてしまい、こちらはもう3D画面についていけないとか、集中してゲームやってる時間がつくれないとか、もうそんな体力ないとか、いやすっかり目が悪くなっちゃって、とかいろいろな理由でゲームはやらなくなっているのですが、それでもドラクエだけはついやってしまいます。

どうしようかと思いながらも、発売日決定!と言われて、やっぱり予約しちゃいました。
いざやるぞ、と心を決めたら、今からハイになってきた。楽しみ~。
主人公の名前、考えとかなくっちゃ。

☆公式ページ→ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
☆Amazon.co.jp での予約はこちら

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ビューティフル・マインド

ダヴィンチ・コードについて以前、「映画のノベライズみたい」と書いたのだが、もうとっくに映画化の話が進行しているようだ。(そりゃそうだ)
監督は「アポロ13」のロン・ハワード、主演はラッセル・クロウになるのではということだ。
<見てから読む?映画の原作>
で、この映画はそのラッセル・クロウの主演で2001年アカデミー賞(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞を)受賞した作品。

天才数学者ナッシュは、「ゲーム理論」と呼ばれる革命的な理論をうち立てる。
その才能を国防省が暗号解読に利用しようと考え、ナッシュは研究の傍ら、スパイとしても働くことになる。
やがて、彼の身辺に怪しい人物が出没するようになり、彼は身の危険を感じ始める...。

グラディエイター」で見せた超マッチョな体を、スーツに隠し、ひたすら数式に打ち込むラッセル・クロウがなかなかの名演技を見せていた。ストーリーには「ええっ?そうなの?」と、ひっくり返りそうになるトリックが隠されている。気持ち良いほど見事に騙されてしまった。「じゃあ、あの場面はなんだったの、この場面は?」と後で訳わからなくなり、もう一回見たくなってしまう映画です。(そういえば「シックス・センス」もそうだったけど。怖いので見返せなかった。)

このナッシュさんはノーベル賞を受賞した実在の人物なのだそうだ。
この映画をみると、数学はわからなくても彼の人生の凄さがわかる。
guradhieata.jpg
グラディエイター

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2004/09/18

ロウフィールド館の惨劇 : ルース・レンデル

イギリスの女性作家、ルース・レンデルは好きな作家のひとりである。
なかでも初期に邦訳されたものが面白い。
この「ロウフィールド館の惨劇」も初版が1984年の作品である。

この小説のユニークな点は出だしで明らかになる。


ユーニス・パーチマンがカヴァディル一家を殺したのは、読み書きができなかったためである。

そう、犯人の名前も、動機も、何をしたかも、ストレートに書かれているのである。
わかっているのに、最後まで読ませてしまう筆力は並大抵のものではない。

読み書きができないことを、「文明社会の中では肉体的欠陥に近い」ものとして捉え、主人公の文盲の女性がその欠陥ゆえに追い詰められていく過程をゆっくり、丹念に描いている。
イギリスのアッパーミドルの家庭が、この文盲の家政婦の登場によって、少しづつ歯車が狂わされてく。なにかおかしいと思いながら止められない怖さ。当然、読んでいる方も、まずいと思いながら傍観するしかない。そんな歯がゆさの味あわせ方も、この作家の巧いところである。

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2004/09/17

がほっ

@niftyの写真投稿コーナー、「1000円あげるから」

要するにVOW的なものなんですが。
こういうの好き。→標語

子育ての周辺というか、学校やPTAとか、こういうのを笑える感覚が死滅していると思うのだが。

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100s 「Honeycom.ware / B.O.K」

中村一義(100S)の新曲Honeycom.wareが10月6日発売な訳ですが。
試聴コーナーができてました。
100s「Honeycom.ware / B.O.K」

「ジーザス」という歌詞が聞こえる。

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死の王:タニス・リー

闇の公子』に続く平らな地球シリーズの第2弾。
前作「闇の公子」はオムニバス形式をとっていたが、この作品は長い長い長い物語。
繁栄するメルの国の女王ナラセンが受ける呪いをプロローグとして、国を守るため死者との子を身ごもるところから始まり、その子の放浪と苦難を中心に耽美な世界がディープにディープに展開される。
すべてを支配するようで、どこか所在なさげな死の王ウールム。人間を苦しめずにはおけない闇の公子アズュラーン。幼くして不死の運命を負ったジレム。人魚のお姫さまや、半分は神の子の少女。
多彩な登場人物がおりなす、妖しく、美しく、悲しい物語。
ストーリーの行方よりも、この文章にひたっていること、そのこと自体が幸せに感じられるタニス・リーの真骨頂。
読み終わる頃には、この耽美世界に酔うというより、泥酔状態になっていること請合いです。

1980年 英国幻想文学大賞受賞作品。
<ハヤカワ文庫>

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2004/09/16

時の旅人クレア ―アウトランダー

kurea.jpg
時の旅人クレア〈1〉

時の旅人クレア〈2〉
時の旅人クレア〈3〉
ダイアナ・ガバルドン <ヴィレッジブックス>

従軍看護婦だったクレアは、終戦後、夫とともにスコットランドで暮らしている。
ある日、訪れた小さな石の遺跡から彼女は18世紀の戦いのさなかにタイムスリップしてしまう。
夫とうり2つの男に出会ったり、年下の男に魅かれたり。
戦士たちの時代に放り出された、彼女の運命は...。

アウトランダーとは、すなわちよそ者ということ。
ハイランダー(スコットランド人)の中に迷い込んだ主人公のことを指しているのだろう。
タイムスリップ物には目がないので、つい買ってしまったがSFというよりは、アドベンチャーロマンスだった。

ロマンス小説だというのは、つまり主題が「恋愛」そのものだということ。
18世紀にタイムスリップしちゃって、大冒険して、さあ帰れるのかどうか、というところにはポイントをおかずに、「どっちの夫を選ぶか」「どっちをより愛しているか」が大問題で、「そうよ、愛を選ぶのよ」となる訳です。
しかし、この主人公が女々しいところが微塵もない強い女なのが、この小説を面白くしている。
「あんた結局こっちの男を選ぶんでしょう」と思いながらも、つい3巻まで読みきってしまった。

正直に告白すると、ロマンス小説、結構好き。

実は昔、ハーレクインロマンスを大量に読んだ。女流作家の登竜門としての機能をもっていたのか、本当に玉石混交だった。つまらないものは本当に箸にも棒にもかからないという感じだったが、中にはこの人はすごい、と思える作品もあり、そういった人達は後にベストセラー作家となっていった。

今ハーレクインを読まないのは、その頃経験したような「はずれ」を引きたくない気持ちが強いからなのだと思う。(現在も玉石混交なのかどうかは知りません。すみません)

でも本当は、良質なロマンス小説は面白いのだ、と言ってしまおう。
次の3巻も買ってあるし、ゆっくりお楽しみといきますか。

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ストレッチポール

というのを愛用している。

フィットネスクラブで体験してから、その気持ち良さに病みつきになり通販で買ってしまった。
使い方というか、動作はいろいろあるのだけど、私は上に寝るだけで、かなり効果がある。
こんな感じ。
img1031766847.jpg

背筋が伸びるというか、腰がのびるというか。
使い方ビデオついてたけど、まだ見てない(笑)
ひたすら上に寝ているだけで、かなり楽になります。
慣れるとそのまま本も読めます。

肩こりだけど私のように横着な人におすすめです。

img1031767194.jpg形はこんなのです。
中は硬質の発泡スチロール。

東急スポーツオアシス楽天市場店

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ブラウザを動かす男

雅版雑記(仮) パソコンの「ブラウザ」を力ずくで動かす「中の人」

雅版さんのブログはいつも面白い最新情報でいっぱい。
いったいどんなアンテナを張っているのか興味深々です。

なかでもこの「力技でブラウザを動かしちゃう」人は、面白いなぁ。
何度もやってみたりして。

(女の子バージョンとか動物バージョンとか、いろいろ作れそう。)

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カウンター10000超えました。

サボテン島はじめて、約3ヶ月。
今朝みたらカウンターが10000まわってました。

ほとんど愚痴と、自分の好きなもののことばかり書いているのに
毎日たくさんの方が読んでくれてるというのは、
とてもとても不思議な気がします。

これからもサボテン島は波をスイスイのりこえて
どこへ行くかはわかりませんが、ハリネズミをのせて進みます。

みなさま、よろしくお願いします。

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2004/09/14

黒澤「生きる」ハリウッド版リメーク

黒澤明監督の映画「生きる」がドリームワークスでリメイクされるらしい。
黒澤「生きる」ハリウッド版リメーク

志村喬が演じた主人公にはトム・ハンクスの名前があがっているそうだ。
「生きる」は大好きな映画。
そしてトム・ハンクスも大好きな俳優。
日本映画のリメイクばやりらしいが、これまではホラー映画中心だったような。
こういう名作に目を向けてくれて嬉しい。
素晴らしい作品を期待しようと思う。

主人公がひとり公園のブランコをゆらしながら
「いのちみじかし 恋せよ乙女」
と歌う場面は感動の名シーン。何度見ても泣ける。
このシーンは、なくさないでほしいな。
曲もこのまま使って欲しいけど、それは変えられちゃうんだろうなぁ。

ゴンドラの唄

いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

(吉井勇作詞・中山晋平作曲)


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それって、物騒。

朝礼で所長の訓示があった。
秋からの営業方針について、
3つの大きな方針が上げられたのはいいのだが。

最初の2つは地上戦、空中戦と形容。
まあそれは営業現場では割と良く聞く言葉。

3つめをなぜか上層部が「海軍」と名づけたそうだ。
すなわち、「陸、海、空」の3軍が揃い、猛攻撃に出るのだとか。
我々地域の営業所は
「ベトコンとなってゲリラ戦を展開しなければならない」のだそうだ。

いくら社内向けの檄とは言え、このご時世に
なんというデリカシーの無さか。
そして、ビジネスの展開に関して
このようにしか形容できないアナクロニズム。

ここで働いていて一番嫌だと思うのは、こんな時だ。
腹が立つというより、悲しくなってしまう。

※しかし、若い人には「ベトコン」は死語であると思われるので、
この必死の呼びかけもどこまで通じているのかは疑問。

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2004/09/13

大統領に知らせますか?:ジェフリー・アーチャー

アテネオリンピック関連のテレビなどでよく「ギリシャ料理の紹介」というのをやっていて、そこで必ず登場するのが「ムサカ」という料理だった。この「ムサカ」と聞くと思い出すのが実はこの「大統領に知らせますか」という小説だ。ギリシャ系アメリカ人の登場人物が、多忙なFBIの仕事を切り上げて、家で「ムウサカ」(訳文のまま)を食べるシーンがある。名前が珍しいのと、美味しそうなのでよく覚えている。(ナスとひき肉の料理だそうです。残念ながらまだ食べたことはないけれど。)
レシピありました。作れそうですね。

で、この作品はアーチャーの作家としての第2作目にあたる。まだ文章がこなれていないというか、伏線を張るのにも説明が過ぎるきらいはあるのだが、やはりストーリー展開には、この人の才能が感じられる。ユーモアのセンスもさすがという感じ。「FBI長官のファーストネームあて」のサイドストーリーも楽しくて、私の大好きなところである。

物語は、大統領暗殺計画の情報を得たFBIの活躍を描くもの。黒幕に上院議員がいることがわかり、暗殺計画の決行ぎりぎりまで極秘捜査を行うことに。主人公の新米捜査官は、表向きは休暇を取って、実はFBI長官の直接の指示の下、極秘で動くことになる。しかし、捜査する彼にも複数の尾行が付き、誰が敵で、誰が味方なのかも判断がつかない。その上、好きになった女性の父親も上院議員で容疑者リストの中に入っている。果たして犯人を捕らえることができるのか、大統領を守ることができるのか。最後まで、ドキドキ感が味わえる上質のサスペンス小説になっている。

この最初の版では大統領はエドワード・ケネディになっている。が、「ケインとアベル」の続編、「ロスノフスキ家の娘」を執筆後、フロレンティナ・ケインを初の女性大統領として改訂版を出している。(こちらは未読。)
ジェフリー・アーチャー、さすがに抜け目がありません。

大統領に知らせますか
新版 大統領に知らせますか?

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2004/09/12

縫われた。

ジベル薔薇色粃糠疹というのになって、3ヶ月たっても治らないので(普通2ヶ月くらいでなおるらしい。)他の病気も疑ってみましょう、ということになり、詳しい検査を受けることになった。
血液検査と生検。血液検査は異常なし。生検は組織を切り取って病理検査をするのだとか。
「麻酔して米粒2個分くらい取ります。」と言われて軽い気持ちで受けた。ちょっと表面切って、バンドエイド程度かと思ってたら、縫われました。「切ったら縫う」のはお医者さんには当然のことなんだろうけど、こっちはそこまで想像できなかったので、「ぱちっ」と糸を切る音がしたときには、正直驚いた。「おいおい、縫ってるよ~」

抜糸まで、自宅のお風呂も禁止(シャワー程度にとのこと)。温泉いけないどころじゃない。
運動も禁止とのことなので、ひたすら家で読書でもすることにします。
(仕事禁止って、誰か言ってくれないだろうか。)


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目黒のさんま祭り

というのがあるのだそうです。
『第九回目黒のさんま祭り(2004)』
うわぁ、炭火焼きのさんま食べ放題だって!
すだちも徳島から直送だって。おまけに入場無料の寄席まである。
演目は当然「目黒のさんま」だ。
うわぁ、行く行く、これ行く。
と思ったら、これ今日(9/12)じゃん。ショック。

ら、来年は行くぞ!?

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2004/09/09

リトルダンサー

littledancer.jpg「好きな映画」カテゴリーを作った。
私は決して映画通という訳ではないが、本数はかなり見ていると思う。中にはやっぱり愛してやまないものも数本ある。ロケットボーイズの項でちらりと書いた「リトル・ダンサー」はそんな1本。多分「名作」とは言われないのだろうが、やはり大好きな映画だ。

舞台はイングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした少年ビリーは、ちょっとぼけてしまったおばあちゃんの世話をする心優しい少年である。厳しい父の命令でボクシングを習っていたが、ある日、隣で開かれていたバレエ教室に飛び入りしてしまう。たちまちバレエに魅せられたビリーは「男の子が踊りなんて」との偏見の中で、踊ることへの情熱を捨てきれない。そして、教師のすすめで、名門ロイヤルバレエ団を目指すことになる。

特にストーリーにひねりがある訳ではないし、筋の荒っぽい部分もある。クラシックバレエを習っているはずなのに、彼の踊りがストリートダンス風なのも、「何で?」という感じなのだけど。それでも主人公の少年の一途さと厳しい父親の愛情は胸を打つ。踊ることで父に訴える少年。スト破りをしてまで、息子の学費を稼ごうとする父。屈折したバレエ教師やオカマの友人も泣かせる。そしてイングランドのちょっと寒々とした風景も切ない。

なによりもオーディションで選ばれたというこの少年のダンスがいい。天才的に上手いとか、そういうダンスではない。「僕は踊りたいんだ!」という情熱が迸るようなダンス。T-Rexの曲が効果的に使われている。音楽映画&ダンス映画に弱い私は、ビリー少年が道で踊るシーンだけで涙ものなのだ。

☆ラストにイギリスのトップダンサー、アダム・クーパーがちらりと登場。
踊る姿は見せてくれないけれど、このワンシーンでまた感動してしまうのである。

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ペイチェック:フィリップ・K・ディック

フィリップ・K・ディックの作品集。同名の映画の公開に会わせて、出版済のものを改題して出したのかもしれない。(たぶん、「パーキー・パットの日々」という書名だったのでは。あいまいな記憶による想像ですが。)

ジェニングスは多額の報酬を受け取る代わりに、働いている間の記憶を消されるという契約を交わした。いざ仕事を終えて支払いを受けてみると、渡されたのはお金ではなく、わずか数個のガラクタだった。しかし、それを手配したのは、なんと自分自身だという。その上、なぜか警察にも追われる羽目に。その謎を解くため、彼は過去に何をしていたのかを探りはじめる。

ほとんど主人公の一人称で進むハードボイルドっぽい小説。派手な演出はないが、謎のアイテムがやはり面白く、先が気になってどんどん読んでしまう。「こんなんでいいんだっ?」とツッコミをいれたくなる、秀逸なオチ。この結末こそが短編小説の面白さなのだと思う。
さすがにこのままでは映画にはならないとは思うが。

ジョン・ウーの映画『ペイチェック 消された記憶』では、世界の滅亡(それも派手なヤツ)まで匂わせちゃって、膨らませ過ぎじゃないのかとも思った。男はマッチョ過ぎるし、女も強すぎる。ラストはハッピーエンドというより、能天気過ぎるし。それでも、単純に娯楽映画として面白かったかな。
(鳩も出るよ。)
paycheckdvd.jpg

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2004/09/08

突然ですがストッキングのこと

会社では、制服を着ています。
夏は半袖ブラウスにスカート。それ以外はブラウス・スカート+ベスト、それにジャケット。要するに1年中ストッキングが手放せないのですが。

アレルギー体質なのと、皮膚が弱いのと、その他いろいろのストレスの相乗効果で、仕事が終わって家に帰るとストッキングのウエストのあたりが真っ赤になっている。酷いときには発疹ができていたりするので、結構悩みの種なのです。

でもなんか良さげなの見つけたんですよね。
ウエストのゴム部分がないパンスト。締めつけがないだけじゃなくて、アウターにひびかないので、ローライズでもきれいに見えます。透明感も光沢感も上品な感じだし。なにより履き心地がラクです。
今回はたまたまデパートで買ったのだけど、次からネット通販でまとめ買いしようかと思っているところ。

参考ショップ【くつした・ぱんすと工房b.box】パンティストッキングUNTITLE

あ、別にリベートとかもらってないですよ(笑)

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2004/09/07

生きながら火に焼かれて:スアド

いつものように本屋さんをうろついていて、この表紙に目が止まり立ち読みを始めたら止まらなくなり、買って帰った本。その夜のうちに読了。
中東などで行われている「名誉殺人」という行為の被害者の自伝である。同様の事件は、新聞記事などで時折目にすることがあり、存在は知っていたがやはり被害者自らの経験は想像以上に悲惨で衝撃的なものだった。

彼女はシスヨルダンの小さな村で生まれた。そこで女の子として生きるということは、家畜以下、奴隷以下の生活を強制されることに他ならない。物心ついた時から働き詰めで、しかも毎日父親から容赦のない折檻を受け続ける。家から出ることは許されず、一人で歩くことも許されない。男性と目があっただけで「娼婦」と呼ばれ、家族の恥として殺されてしまうという。
彼女との結婚を父に申し込んでくれたという、向かいの家の男に恋心を抱いた彼女は、彼との密会を果たすが、レイプ同然に関係を持つことになり、やがて妊娠してしまう。
家族に妊娠を知られ、一族の恥となった彼女。そして、ある日突然やってきた姉の夫に彼女は液体をかけられ火をつけられたのだった。夢中で逃げ出したものの、瀕死の重傷を負ってしまう。

家族の不名誉を晴らすための行為なので「名誉殺人」というのだそうだ。
決して昔話ではなく、現在も状況は変わらないらしい。タイム誌では、フセイン後のイラクでは逆に名誉殺人が増加しているとの報道もされている。宗教と因習が深く関わっているため、政治も法律もなかなか彼女達を救うことができない。それだけに彼女を助け出した人権団体の女性の勇気と行動力を心から賞賛したいと思う。

DVや幼児虐待が増えるこの日本にあって、人の命や人権を顧みないという点で、決して全くの他人事とは言えないのかも知れない。いろいろなことを考えさせられる、重い重い読後感の一冊である。

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明和電機が好き

週末テレビを見ていたら、明和電機の社長がチラっと出演していて懐かしかった。タモリの「音楽は世界だ」という番組に出ているのを見てひと目ぼれしたのは何年前だったか。
大好きなCD「提供 明和電機」が出たのが1996年になっているから、もう8年もたっているのか。
あちこちのイベントやミニライブに出かけた。そういえば、箱根の彫刻の森にも行ったような。
ファンクラブが一時解散?したか何かで、その後追っかけはやめてしまったのだけど。


番組で紹介していたのはジホッチ。腕時計だけど、時間を知るためには117をダイヤルして、時報を聞かなければならない。相変わらずやってくれます。この高度な技術力を無駄なことに使うという感じがとても好き。

前述のCDも、自作の楽器で演奏しているのだが、なんか名曲揃い。
今聞いてもジンと来る曲も。また、イベント行っちゃおうかな。

「提供 明和電機」
1.明和電機サウンドロゴ
2.イカリを揚げよう
3.バレリーナ
4.お陽さまみえたらふとん干して
5.地球のプレゼント
(ソニーミュージックエンタテインメント)

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2004/09/06

ロケットボーイズ:ホーマー・ジュニア ヒッカム

1957年、ソ連の人口衛星スプートニク打ち上げのニュースに世界が沸いていた。夜空を横切る輝く人工衛星。アメリカの炭坑町でその光景を目に焼き付けた少年は、自分の手でロケットを飛ばそうと決意する。必死で高度な数学を学び、材料を集め、実験を繰り返す少年達。彼らの活動はやがて周囲の大人達をも巻き込んで行く。 石炭の時代が終わりを迎える頃、次第に活気を失っていく街と住人達。空に打ちあがるロケットは彼らにも希望を与えるものだった。協力的な街の人々と対照的に、少年の父親だけが彼らの行動に興味を示さないのだった…。

ロケット大好きな高校生達が主人公の青春小説、と思ったらフィクションではなくて実話なのだそうだ。引退したNASAのエンジニアが、宇宙への夢を抱きつづけた自らの高校時代を描いた自伝である。ノンフィクションではあっても、よく出来た小説のように読むことができる。不景気に沈みこむような町の雰囲気、家族のような心優しい住人達、そして頑固な父親。道具建てが映画「リトル・ダンサー」によく似ている。
夢を持ち続け、それを実現した人の真実味のあるストーリーには、押しつけがましさがなく、爽快感さえ感じる。そして、やはり読むものに大きな勇気を与えてくれるのである。

映画「遠い空の向こうに」の原作。こちらも地味だが心地良い感動がある佳作。一見の価値あり。


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2004/09/05

セーラの行く道:モンゴメリ

アンをめぐる人々―第八赤毛のアン―新潮文庫に収録。
「赤毛のアン」のシリーズ、いわゆるアン・ブックスは10冊あるのだが、うち2冊はアンとは直接関係のない短編集である。噂話程度に名前が出てくることもあるが、大抵は舞台がアヴォンリーだという程度なので、わざわざアンブックスと名づけなくてもよかったような気もするのだが。事実、この短編集だけで、十分独立した作品となっている。
どの作品も素朴な村の生活を丁寧に描きながら、それぞれに異なる味わいがある。

中でもこの「セーラの行く道」という短編がとても好き。

「未婚の娘とその結婚」はモンゴメリが好んで書くテーマなのだが、この作品の主人公セーラは「自分の行く道」をきちんと持っており、そのことでどんなに周囲と衝突しても決して曲げようとしない。
模範青年なんて大嫌いという理由で結婚の申し込みを断り続けるセーラ。彼女は大嫌いな猫が怪我をしたとたん、一生懸命世話をするような娘だ。そのセーラがある日その模範青年との結婚を決意する。さてその理由は…?という本当に短いお話。

周囲のおばさん達のあきれ顔と、そこにこもる愛情がまたなんとも言えず温かい。
シンプルに自分の選んだ道を行くのが、幸せなんだと素直に思える佳作です。

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ハリーポッターと不死鳥の騎士団

cover

3日間で読了。以前に原書を読んでいるので、ストーリーは解っているのだが、やはり日本語で読むと展開がスピーディに感じ、のめり込み度も高まる。多分に英語力のせいもあるのだろうけど、原書の方が圧倒的に暗い感じというか、重圧感のある雰囲気の小説だったのだが、日本語版はもう少し軽く仕上がっている気がする。(原書版の感想はこちら。)

「戦いの前夜」と位置づけられるであろうこの作品には、やはり「ハリーの青春」とサブタイトルをつけたい。周囲の大人の思惑を、客観的に理解することができず、誰も自分をわかってくれないと悩む。自分の考えこそが正しいと思い込み、苛立ち、焦り、衝突を引き起こす。初キスや初デートも体験する。そして女の子の心理がわからずとまどったり。同い年でも女の子のハーマイオニーはずっと大人っぽい。(ロンは子供っぽい)

将来を決める大事な試験も迫っている。
(このOWL試験の制度だが、本当のイギリスの学校の職業選択もこういう感じなのだろうか。日本のように進学か就職かって感じじゃなく、「何になりたいか」「じゃ、この科目のこのレベルが必要」と具体的。15歳くらいでかなり具体的な職業をイメージしなくてはいけない。勉強もきつそうだし。フリーターばっかり増える日本にはこういうのもいいんじゃないかと思う)。

冷静な判断ができないハリーは、ダンブルドアの指示も素直に聞くことができず、結果として友人たちを危機に巻き込み、大事な人を失ってしまう。そして味わう自責の念と、喪失感。「スーパーマンではないヒーロー」としての、ハリーの成長が描かれていく。この苦い思いこそが彼を大人に近づけていくのだろう。

そして自分の避けられない運命を知るハリー。額の傷の意味と重みを知るハリー。
「選ばれたただ一人の人間」としての責任を自分の運命として受け入れて、彼は青年へと成長していく。
正直、次の巻が楽しみでたまらない。この試練の時期を乗り越え、家族のような仲間や友人を得て、今度こそハリー本当の活躍が始まることだろう。

<J・K・ローリング/静山社>

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2004/09/04

翻訳物が好きな理由

本の虫ブログさんが、「翻訳物が好き」な人のブログを集めてくれている。早速参加させてもらった。
そういえば、私は日本の作家の本は殆ど読まない。読んでも感動するほど面白いと思ったことがあまりない。
なぜだろうと思って、ちょっと考えてみたのだけど、たぶん自分の今の現実との距離が遠ければ遠いほど面白いと感じるのかも知れない。
SFやファンタジーの舞台が異次元や異世界であるように、外国文学は登場人物の名前や、舞台となる地名や、人々の習慣がそのまま自分にとっての異世界なのではないかと思う。主人公の名前がありふれた「ピーター」であっても、初耳の「アズュラーン」であっても、身近にそんな人がいないことには変わりがない。現実から離れ、別の世界で遊ぶための読書をしているから、あまりにも身近な舞台の日本の小説を読んでも入り込めないのかもしれない。
そのせいか、日本のものでも藤沢周平の時代物なんかは面白い。失われた時代とは、すなわち別世界だからかも知れない。

翻訳もの好きな人々
honyakmonski.gif
ホンヤクモンスキーという名前。(ロシア人?)

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2004/09/02

ステラおばさん

コーヒーでも飲みながら静かに読書ができるお店ってなかなか見つからない。お店の雰囲気はよくても、客のおしゃべりがうるさかったり。
女子高生とかおばさん5人組なんかいたら、本どころではない。
ファーストフード店が意外に集中できたりするが、コーヒーが不味い。

でもちょっと穴場みつけた。
女性ひとりのお客がほとんど。
店もせまいし、目立たないところにあるので静か。
しかも、このメニューが575円。

stera.jpg
コーヒーはお代わり付き。

ステラおばさん、ありがとう。

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ビバ!還暦だにゃん♪

猫の洋服屋さんキャットプリンの新商品

ウチの猫もそろそろ7歳。還暦なのかな?


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ペラ夫と呼んでやる。

我が職場のエセ関西人ことKは、普段からとてもおしゃべり。電話での喋りも不快なのだが、電話してない時は必ず自分より後輩を捕まえて延々と喋っている。とにかくずっと喋っている。それも「陽気で楽しいおしゃべり」じゃなくて、回りくどい自慢話と下ネタと下世話な噂話ばっかり。(先輩や上司がいる時には黙ってるくせに。)とにかく切れ目なく、まるで呼吸するかのごとく、ずっと話し続けるのでうるさくてしょうがない。
仕事の邪魔すんじゃねーよ。うっとーしーんだよ。
昨日も残業中ずっとそれをやっていて、あげくの果てに「お茶しに行こうぜ」と言って誘っていた。
さすがに皆に断られていたけどさ。そんだけ喋って、まだ「お茶しよう」って何なんだ。せめてお酒ぐらいおごってやれ。ていうか家帰って奥さんに聞いてもらえ。と思ったけど、どうせ家でも相手にされてないんだろうな。
哀れなヤツ。可哀想な気もするが、同情はしない。
ぺらぺら、へらへら、薄っぺらな自分が悪いのさ。


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2004/09/01

ダ・ヴィンチ・コード:ダン・ブラウン

殺されたルーブル美術館の館長。そして、そのダイイング・メッセージの謎を追うことになった男女。女は館長の孫娘で暗号解読の専門家。男は「象徴学」の専門家。謎の回答を求める2人はしかし、殺人犯として警察に追われることになる…。

暗号、暗号、また暗号。
英語の暗号なんか解ける訳がない、と最初から降りてしまうので、謎解きに参加する楽しみはあまりなし。
それでも最後の方の「球体」の単語は、読者の方が先に気づくのではないか。サービス問題というところか。
歴史的な絵画や、聖書、宗教界の争いの歴史などに関する解説は日ごろ馴染みがないことも手伝って、かなり目新しく、面白く読める。

スピーディな場面転換といい、冒頭からあっという間に逃亡者となる緊張感といい、ハリウッド映画の脚本のような小説。うまく撮影したら、とても面白い映画が出来上がることだろう。主要人物に関する必要な予備知識はすぺて回想シーンで説明される。彼らの内面的なところまで描ききれていないため、なんだか「ノベライズ」を読んでいるような気持ちになるのが、ディテイル好きの私にはちょっと寂しいところではある。

どんな宗教も、真実を信仰している訳ではない、という真実を改めて思い知らされる作品。

<角川書店>

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中の人!(期間限定だって)

パペットマペットの中の人のスクープ写真が載ってました。

へえ。
金城武似だって。

やっぱり日にあたらないから、色白なんだろうか。

そういえば、爆笑問題がパペマペのまねをしたとき、体がぐらぐら動いていて気になった。そのあと本物をみたら、手(ウシとカエル)以外は微動だにしない。
なんか武道のような修練を積んだ芸だと思った。

9/4で削除するそうです。

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