時の旅人クレア ―アウトランダー

時の旅人クレア〈1〉
時の旅人クレア〈2〉
時の旅人クレア〈3〉
ダイアナ・ガバルドン <ヴィレッジブックス>
従軍看護婦だったクレアは、終戦後、夫とともにスコットランドで暮らしている。
ある日、訪れた小さな石の遺跡から彼女は18世紀の戦いのさなかにタイムスリップしてしまう。
夫とうり2つの男に出会ったり、年下の男に魅かれたり。
戦士たちの時代に放り出された、彼女の運命は...。
アウトランダーとは、すなわちよそ者ということ。
ハイランダー(スコットランド人)の中に迷い込んだ主人公のことを指しているのだろう。
タイムスリップ物には目がないので、つい買ってしまったがSFというよりは、アドベンチャーロマンスだった。
ロマンス小説だというのは、つまり主題が「恋愛」そのものだということ。
18世紀にタイムスリップしちゃって、大冒険して、さあ帰れるのかどうか、というところにはポイントをおかずに、「どっちの夫を選ぶか」「どっちをより愛しているか」が大問題で、「そうよ、愛を選ぶのよ」となる訳です。
しかし、この主人公が女々しいところが微塵もない強い女なのが、この小説を面白くしている。
「あんた結局こっちの男を選ぶんでしょう」と思いながらも、つい3巻まで読みきってしまった。
正直に告白すると、ロマンス小説、結構好き。
実は昔、ハーレクインロマンスを大量に読んだ。女流作家の登竜門としての機能をもっていたのか、本当に玉石混交だった。つまらないものは本当に箸にも棒にもかからないという感じだったが、中にはこの人はすごい、と思える作品もあり、そういった人達は後にベストセラー作家となっていった。
今ハーレクインを読まないのは、その頃経験したような「はずれ」を引きたくない気持ちが強いからなのだと思う。(現在も玉石混交なのかどうかは知りません。すみません)
でも本当は、良質なロマンス小説は面白いのだ、と言ってしまおう。
次の3巻も買ってあるし、ゆっくりお楽しみといきますか。
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コメント
扶桑社ロマンス、数冊持っています。
読んだし。
しかし、決してロマンス小説を読みたかったわけではなく、一時アイルランド作家に凝った時期があり、それ繋がりで、メイヴ・ビンチーの作品を読みたかっただけで、それがたまたま扶桑社ロマンスに収められていたというだけのことなのです。
タラ通りの大きな家、だったかな? いいっすよ。
投稿 hasyos | 2004/09/17 00:05
私は今一冊も持ってないです>ハーレクイン。
ちょっとした時間に読むにはぴったりですよね。
と、なぜか言い訳しながら読んでしまいますね。
ロマンス小説って。
投稿 じょえる | 2004/09/17 13:26