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2004/10/22

資源ゴミ当番

私の住んでいる地域では、リサイクルできるゴミは資源品として回収される。当然ながら分別の仕方も細かく決まっている。印刷物を読んだでけでは理解が困難ということもあってか、回収日には当番の住民がゴミ置場に立ち、分別の指導や回収の手伝いをすることになっている。
当番そのものは半年に一度くらいでまわってくるのだが、何年かに一度の割で「当番のリーダー」の役も廻ってくる。昨日は私がその順番に当たっていた。
前夜から回収容器を用意するなどの仕事があったのだが、なんと台風が直撃。夜に用意するのは諦めて、朝5時起きで活動開始。
回収時間が7時から8時半と決まっているのだが、台風にも拘わらず5時前には既に分別されないままのゴミが出されている。それを仕分けするところから始めなくてはならない。
回収時間になると、一時やんでいた雨がまた降り始め、雨の中の作業になってしまった。ああ、疲れた。

当番が記入するノートを見たら、何年も前から同じことを繰返しているようだ。皆同じようなことを書いている。だけど、ノートに書かれて次の人に廻るだけ。内容を訴えることも話し合うこともなく、時が過ぎているのがわかる。

リサイクルは良いことだとは思うけど、この住民のボランティアに頼った回収体制はどうにかならないのだろうか。(当番制ということは厳密に言えばボランティアとさえ言えないのだが。)このシステムの発想自体が「どこの世帯にも専業主婦がいる」という根拠のない前提にたっているようだ。
回収は7時から8時半、当番制で容器を出したり、回収時間につきっきりで立ち、終わったら清掃までって、たとえ主婦がいたって大変なことだ。税金払ってこれか、って割り切れない気持ちになる。

なんだかサラリーマンと専業主婦の夫婦に子供2人、という年金試算に使われるような「標準世帯」幻想を行政側は刷り込まれているような気がしてならない。

ウチのあたりのような郊外都市では、都内に通勤する人も多く、朝7時に家を出たのでは間に合わない人たちがたくさんいると思う。ゴミ出すために遅刻できるほど会社は甘くはないだろう。一人世帯も、夫婦で働く世帯もあるだろう。また変則勤務の人も、夜勤明けの人もいるだろう。母子家庭だって、父子家庭だってあるだろう。そういう家庭に対する思いやりが足りないのは、標準家庭幻想が強すぎて、そこに思いいたらないからなのだろうか。

全員一律に朝7時から8時半までに出せ、と言って、出せない人はモラルが足りないと非難してるのが今の現状。でもそれってある意味思考停止状態に近い。もっと「標準」じゃない世帯にも優しくしておくれ、と元母子家庭の母は切に願う訳である。(今だって会社勤めだから、昨日は当番のために休暇を取ってしまったのだけど。)

と、こんなところで愚痴っても、それこそなんにも変わらないんだけどね。

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コメント

前半は同意。
でも最後の段落について、あなたが朝早くに通勤しなければならないような会社に勤務しているのが市の責任ですか?
なぜあなたに合わせなければならないのでしょう。
それこそ思考停止。
現状に不満があるのなら”他者”を変える前に自分を変える。
どうしてもそれが出来ないのなら”他者”に働きかける。
当然のことでしょう。

現に今、他の家庭は大変かもしれないがやろうと思えば出来ているのだからこれはあなたのただのワガママ。

投稿: 今月ゴミ当番 | 2005/02/24 17:07

こんにちは。
うーん。私の文章力が足りないのだと思いますが、最後の段落は当番をする場合のことじゃなくて、当番をやってみたら朝の5時にはごみがたくさん出されていて、たぶんそれはモラルの問題もあるのだろうけれど、その時間じゃないとごみ出し出来ない人がいっぱいいるんだろうなあ、と感じたことについて書いているつもりなのです。
だから、違反ごみ!って責めるだけではなかなかなくならないだろうな、と。わかりにくくてすみません。
私程度の通勤でも(そんなに早くないです)、当番の日は半日くらい休まないとできない訳ですから、もっと早い人や休みにくい仕事の人は普段のごみ出しも当番も大変だろうな、と思っています。

投稿: じょえる | 2005/02/24 21:29

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