« エレキ?ギター | トップページ | タイガー&ドラゴン »

2005/01/10

ドラマ「負け犬の遠吠え」

久本が主役じゃ嫌だなあ、と思いながらもどんな風にドラマ化されているのか興味があり、ドラマ 負け犬の遠吠えを見た。

負け犬、勝ち犬の定義、それぞれの生活や日々の思い、嗜好からファッションまで、親切に映像化しそれに解説的なセリフがかぶっていく。本を読んでいない視聴者にもわかりやすい作り方で、その点は良かったと思う。
専業主婦の鈴木杏樹と久本が「子供産め」「そっちこそ税金払え」と大喧嘩する場面も、現実にはそんなこと面と向かって言うはずないとは思いつつも、まあドラマ的デフォルメかなと思えば許せる範囲か。

でも、結末でお互いの悩みや苦しみをわかりあって「人生に勝ち負けなんてない」って、ところに持っていってしまった。もちろん原作読んだんだろうとは思うけど、どこをどういじったらそんな結論が出てくるのか。酒井順子さんはこれで良かったんだろうか。

この本の主旨は「30代、独身、子なしの女性」と「既婚、子供あり」の女性はお互いに永久に分かり合えることはない。いがみ合ってみえるけれど実は、同じ土俵にすら乗っていない。だったら、あっさり負けを認めて自ら「負け犬」と名乗ろう、そうすることで無駄な争いからは降りてしまおう、ということだと思ったのだが。

負け犬、勝ち犬、どちらも大事な視聴者、と思うあまり無難なところに軟着陸させたような感じ。ハッピーな幕切れもいいけれど、もう少し、こんな社会状況について考えさせるような問題提起的な方向に持っていって欲しかった。

あと、これは本筋とはあまり関係ないけど、久本の勤めるIT企業「グローバルドア」だって。(社長、竹中直人)
とてもIT企業に見えないゆるい雰囲気。一番笑ったのが、仕事(ホームページ作成)のトラブルで会社に呼び出される場面。IT企業のマネージャーだろ。会社に駆けつける前にメール見た方が早いのでは。何より先にパソコンに向かうのでは?
IT使いこなせないIT企業のマネージャーに脱力。

前の記事→負け犬の遠吠え ドラマ化
      →負け犬の遠吠え:酒井 順子

|

« エレキ?ギター | トップページ | タイガー&ドラゴン »

」カテゴリの記事

TV」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。こちらこそTBありがとうございます。
私は本より先にドラマを見てしまったのですが、
じょえるさんのblogを見て本が読みたくなりました♪
私自身は「勝ち犬」になりきれないまま離婚を経て
「負け犬」になって早半年。早く「遠吠え」できる
くらい立派な「負け犬」になりたいものです。

投稿: みひゃん | 2005/01/10 20:09

今頃トラバってごめんなさい。そして初めまして。

「グローバルドア」について似たようなこと感じてる人がいて、うれしくなってしまったので。

投稿: やす | 2005/02/22 17:08

今頃トラバってごめんなさい。そしてはじめまして。
グローバルドアの件、同じようなこと感じてる人がいてうれしくなってしまい♪

投稿: やす | 2005/02/22 17:13

はじめまして。TBありがとうございます。
いやあ、グローバルドアには笑わしていただきました。
納期間に合わないからと言って、チーム全員でクライアントのプライベートに押しかけて土下座してましたからね。普通の神経じゃないですよね。
普通の客なら、もっと怒ると思いませんか。
会社で働いたことのない人ばかりが集まって作ったドラマなのだと思いました。

投稿: じょえる | 2005/02/22 21:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32969/2528665

この記事へのトラックバック一覧です: ドラマ「負け犬の遠吠え」:

» 素人でもわかるリアリティのないドラマ。 [ぼくのにっき]
昔。 元水泳選手の役。 飛び込んだら、思いっきり腹を打つ爆音が響きました。 紅白歌合戦(ドラマじゃないけど)での某ガールズバンド。 曲が進み、テンシ... [続きを読む]

受信: 2005/02/22 17:07

« エレキ?ギター | トップページ | タイガー&ドラゴン »