およね平吉時穴道行:半村良
およね平吉時穴道行(およねへいきちときあなのみちゆき)
コピーライターとして働く「私」の一人称で綴られる、江戸時代と現代を結ぶ「時穴」のお話。
江戸時代の戯作者「山東京伝」に心酔する「私」は、ある日奇妙な古文書を手に入れる。それは江戸時代から途切れ途切れに綴られる110年間に渡る日記だった。悪戦苦闘しながら、日記を読み解く彼の前に現れた、美貌の歌手。彼女こそ、日記に登場する「お米」その人だった..。
江戸時代への愛情と深い造詣をベースに、淡々と語られるタイムスリップの物語。出版からなんと30年も経ってしまった。
淡々として、それでいて深い味わいのある傑作短編。半村良の小説では、もっとも好きな作品である。
☆77年にNHKでドラマ化されました。主人公は寺尾聡、およねは由美かおるでした。
今では二人とも大物俳優。
<角川文庫>
| 固定リンク
「好きな本」カテゴリの記事
- 夏への扉:ロバート・A・ハインライン (2004.07.22)
- 地球の緑の丘:ロバート・A・ハインライン(2006.03.04)
- 七瀬ふたたび :筒井 康隆(2004.10.07)
- リプレイ : ケン・グリムウッド(2004.06.11)
- 星を継ぐもの:ジェイムス・P・ホーガン(2005.02.22)
「本」カテゴリの記事
- アウトドア般若心経:みうらじゅん(2007.12.26)
- Harry Potter and the Deathly Hallows : J.K.Rowling(2007.07.28)
- ハリーポッター最終巻、届きました(2007.07.22)
- 軌道離脱:ジョン・J・ナンス(2007.07.18)
- ハリー・ポッターと「秘密の結末」?(2007.07.18)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/32969/2532684
この記事へのトラックバック一覧です: およね平吉時穴道行:半村良:
コメントを書く
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



コメント
こんばんは。
半村良の時代小説は、私も好きです。「かかし長屋」を読んで好きになりました。
「およね平吉時穴の道行」は読んだことがないのですが、姉妹作品のような「どぶどろ」は読みました。「どぶどろ」もなかなか面白かったです。
投稿 taka | 2005/01/10 23:09
こんにちは。半村良の作品はどれも落ち着きのある雰囲気で良いですよね。
どぶどろ、手に入らなくてまだ読んでないのです。
およねも平吉も出てくるのですよね。
中古本探してでも読みたいと思います。
ありがとうございます。
投稿 じょえる | 2005/01/11 16:34