巨人たちの星:ジェイムズ・P・ホーガン
「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続く第3弾。
やっぱり、エンディングでまだまだ続くぞ~って伏線張ってあるものは、続きが気になってしょうがない。他にいろんな本が積読状態なのだが、それには手がつけられないままついまた買ってしまったのだった。
1作目と2作目は同じSFでも微妙にジャンルが違うな、と思っていたが、この3作目は『スパイ大作戦+スタートレック」の世界に突入しております。意表を突かれた感じだが、これはこれでめちゃめちゃ面白い。
アメリカ・ソ連・国連・そして平和を好む異星人と戦争を企む異星人。いろいろと入り乱れての息詰まる情報合戦が繰り広げられるのだ。(女スパイも登場だ!)
この作品は、1980年代初めに書かれたのだが、「実際に行かなくても何万光年も離れた星を訪問して会議ができる」とか、「重力を自在に操る技術」とか、夢のような科学の未来が描かれている。だが優れた作家の想像力をもってしても、こんなに早く「ソ連」がなくなっているなんて思いもしなかったのだろう。この物語の中で「2大超大国の争い」が一番現実味がなくなってしまった気がする。作家の想像力を超えたのは現実の世界情勢だったというのもまた面白い。
ちょっとネタバレ気味だが「異星人が地球で行った工作活動のせいで、地球の科学の発展は数万年遅れてしまった」ということになっている。(この工作の内容を読んだとき、私の脳裏には矢追純一氏のお顔が浮かんだけど。)その結果、人間は真実を求める科学よりも、奇跡や迷信や予言を信じるようになってしまったのだった。おお、なんと巧妙で壮大な作戦なんだ! 素晴らしい。
そんな「と学会」もびっくり!な地球の歴史が楽しいことこの上ない。
<創元SF文庫> 池 央耿 (663-3)
※SF作家というものはなんとしても「ナスカの地上絵」の謎に一度は挑んでみたいのだろうか?
※なんと、この続きもあるらしい。また買っちゃうんだろうな~。
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今回の内容は、ミステリーのジャンルにあるような謎解きの部分はほとんど無く、どちらかといえば事件に絡んでの政治的駆け引きを描いている。例えて言うなら、ハリウッド映... [続きを読む]
受信: 2005/03/12 00:28
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コメント
このシリーズ、私も大好きです。読みごたえありますよね。読み終わったあとのスカッとした感じがいいです。続編は、書かれた時期があいているので、続編とはいえどどうなんでしょうね〜。買ったはいいが、積ん読になってます。いかんですね。
投稿 yumina | 2005/03/12 00:30
こんにちは。
優しい宇宙人というのが結構気に入ってます。
続編読んだら感想教えてくださいね。
私はまだ買ってないんですけど(笑)
投稿 じょえる | 2005/03/13 14:14