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2005年4月

2005/04/30

アバウト・ア・ボーイ:ニック・ホーンビィ

aboutaboy

ウィルは36歳独身。しかも生涯一度も働いたことがないダメ男。そんな彼が「面倒のない彼女」をゲットするために考えた秘策。それは「シングルファザー」のふりをすることだった。
そんな、あほらしくもやりきれない生活をする男が主人公なのだが、シングルマザーに育てられる少年マーカスと出会うことで、彼の生活に少しづつ「現実の風」が吹き始める。

主人公もしょうもない男だし、そのほかの登場人物もみんななんとなくおかしくて、笑うというより情けなくなっちゃうストーリーなのだが、それでもやっぱり面白い小説だと思う。学校でのいじめのシーンなんて、どこの国でも子供は残酷って感じだし。それでもストーリーそのものが湿っぽく感じないのは、文章が半端じゃなくうまいからだろう。

映画もおもしろかったけど、原作はもっと先までストーリーが続いているので、映画を見てしまった方にもお勧めです。

アバウト・ア・ボーイ(DVD

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時の彼方の再会:ダイアナ・ガバルドン


時の彼方の再会Ⅰ

『時の旅人クレア』の感想は以前に書いたのですが、実はそのあと続編「ジェイミーの墓標」が出ていまして、すぐに読んでしまったのですが、感想は書いていなかったのです。そしたらもう続編が3分冊で。

2作目では、過去の時代の夫に心を残しながらも現代に戻ってきてしまった主人公クレアの現代の生活が中心でした。どちらかというと回想シーンが多く、また夫ジェイミーはその後どうなったのか、という謎解きが中心でした。正直、多少中だるみな感はあったのですが。
今作では、やっと夫ジェイミーの居場所が判明し、クレアはもう一度過去の世界へと旅立って行きます。もうそれからは行動派クレアの面目躍如という感じで。
いつものサービス満点&ユーモアもたっぷりな官能シーンを織り交ぜつつ、なぜか物語はカリブの海賊風になっていきます。

「漂流してここにつくかいっ!」というご都合主義もほほえましくて、こういうのも好きなのであります。

そして二人は幸せに暮らしました、ということで完結かと思っていたらなんとまだまだ続くのだそうです。既に第6巻まで出ているのだとか。ロマンス版大河小説、ということですかね。

4巻の翻訳を待ちましょうか。(いや、原書読むべきかな。)

時の彼方の再会Ⅱ
時の彼方の再会Ⅲ

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2005/04/25

古田さん、おめでとうございます。

忙しくて更新ままならず、ぼんやりしてるうちに古田選手が2000本安打を達成してしまいました。

私の「理想の男」の快挙なのに、遅すぎるメッセージではありますが

記録達成おめでとうございます。

昔から古田さんの笑顔を見ると幸せな気分になれるんですよね。

また最高の笑顔を堪能させていただきました。

本当にありがとうございます。

まだまだ現役で頑張ってくれることを期待してますよ~!!

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ラッキーなだけなんだろうな。

と、よく思うのですよ。

今まで命に関わるような事故に一度もあっていないことを。

でも、毎日一度は想像するのです。

今乗っている電車が脱線したらどうなるだろう。

今運転している車で、何事もなく家に帰れるだろうか。

なんか大型車でも突っ込んできてそれっきりなんじゃないか、とか。

一般的にこういうことを言うのは「縁起でもない」と言いますけど

乗り物に乗っているときは必ずそういう想像をしてしまいます。

あるいは家を離れているときは必ず、というべきかもしれません。

今日も何事もなく家に帰れるだろうか、と。

悲観的、というわけじゃなくて、ただそう思うだけなんですけどね。

今日みたいな酷い事故を見ると、自分はただラッキーに見方されて

危険をすり抜けて生きているだけのような気がしてしょうがないんです。

「だから身辺はきれいにして、毎日大事に生きなくちゃ。」

という心がけすらできていないのですが。

年をとるに連れて、「命が借り物のような感じ」というのがだんだん強くなってきたのは事実です。

といっても、まだまだ達観するところまではいきませんけどね。

今死んだら家のなかぐちゃぐちゃですから、残った人たちはさぞ困ると思います。


※脱線事故の犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
 
※まだ閉じ込められている方々の一刻も早い救出を願っています。
 

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2005/04/19

犬は勘定にいれません:コニー・ウィリス

あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎
 
もうのっけから???の連続。瓦礫のなかで「女王陛下の消防隊」になりすまそうとしている主人公たち。

なんで?

『鳥株』? なんじゃそりゃ?

君たちは誰で、そこはどこで、なにをしてるのか?

そしてそこはいつの時代なの?

てな感じのクエスチョンマークの嵐が巻き起こるプロローグが秀逸。表紙の絵からはあまり想像できないような、本格SF空間(しかもユーモアたっぷり)に連れて行ってくれます。

自分の意思があるんだかないんだか、逆らう気力も体力も奪われて、時のかなたへ行ったり来たり、重度の「タイムラグ」と睡眠不足と恋心でよれよれの主人公、ネッドが魅力的なんだなあ。

彼がひと目ぼれしてしまう瞬間の描写がすごく良い。

不吉な沈黙につづいてドアが開き、そしてそこに、これまでの人生で見た中でもっとも美しい生きものが顕現した。

おお、ネッド頑張れ~!! と、つい応援したくなってしまうじゃありませんか。

もともと興味があるということもあるのですが、ヴィクトリア時代の人々も風俗も面白いです。(「お花の形のペン拭き」欲しい!)
ひらひらふりふりのドレスが大好きなお嬢様のくどくどした日記では、モンゴメリーの小説を思いだしたりして、個人的にツボでした。(「エミリーはのぼる」とかね。)

結局、ネッドが大活躍したのかしないのかわからないうちに事件は一応解決を見るのですが、最後の方の彼は、やっぱり少し成長して男らしくなったように思えるのです。

ああ、面白かった。

「オックスフォード大学史学部シリーズ」の第2弾、だそうです。

じゃあ第一弾も買うしかない、かな?(ドゥームズデイ・ブック


<早川書房>


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2005/04/18

ダーリンは外国人:小栗 左多里

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本屋さんに行く度に立ち読みしていた本。
”も出たし、3冊目の「ダーリンの頭ン中」も出たので、さすがに立ち読みでは読みきれず3冊まとめ買いしました。

いや、ホント面白いんです。読みすすむうちになんか「共感」しちゃうんですよね。
私は別に外国人と結婚してるわけじゃないのに、なぜか「ああ、わかるわかる」って感じになります。

結局どんな言葉を話していても、男と女は異世界の生物ということなのかもしれません。(なまじ日本語を話しているから、逆にわかったつもりになって余計始末が悪かったりして。)

言語オタクのトニーさんのいろいろな発言に目からウロコってこともたくさんありますし、それ以上に、「毎日いろんなことがあって、それでも二人の日常は続いてく」っていう当たり前の感じに癒されます。

内容とはあまり関係ないですが、毎日のように二人でランチに出かける生活にも憧れを感じます。
いつかそういう生活したいなあ。

(ほんとは徹夜明けだったりして、大変そうですけどね。)


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2005/04/12

影に歌えば:タニス・リー

kageniutaeba影に歌えば
タニス・リーの絶版本の中でも入手困難な部類らしい。アマゾンに出品されていたので思い切って買ってしまった。(文庫にしてはとってもいいお値段。)
リー版「ロミオとジュリエット」と聞いていたが、よくあるストーリーだけをもらって翻案したものかと思っていた。
実際読んでみるとそうではなく、作品まるごとでシェークスピアに挑んだような感じである。
登場人物(ロミュラーンとユーレッタ)も、舞台装置も、ストーリーもシェークスピア風でありながら、実はどこまでもリーの創作世界なのが、お見事としかいいようがない。原作では「死んだように見える薬」をくれるはずのお坊さんが、魔法使い風でなんだかすごく妖しかったりなど、あちこちに魔法っぽい雰囲気が感じられるのもなかなか楽しいのである。
長い長いストーリーだが、私はこの作品のラストがとても好き。もとは「悲劇」なのだが、やはり若者の物語の最後には「希望」が似合うのだと思う。

<ハヤカワ文庫>井辻 朱美 訳

ついでですが、

romio
ロミオ&ジュリエット

とにかく映像が美しかった。
水槽ごしに恋をする二人のシーンは後世に残る名シーンか。

レオナルド・ディカプリオ主演
バズ・ラーマン監督

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2005/04/10

千鳥ヶ淵

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満開の桜を見に出かけたのは、いったい何年ぶりだろう。
狂気のような美しさ。頭の中が真っ白ならぬ、桜色。

私がもし外国人観光客で、今日のこの光景を目にしたとしたら、日本という国の虜になるのではなかろうか、とちょっと思った。

散策しながらつい、桜散る散る 九段坂と歌ってしまった。

本当は 桜散る散る 嵐山 ですけどね (by かぐや姫)


☆上の写真はケータイのパノラマモードで撮影したもの。
自分で撮影しといて何ですが、なんだかすごくないですか?

いえ、ケータイでこんな写真が撮れる時代だということが。

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2005/04/06

落ちる日々。(あるいは酔っ払いの繰言)

忙しい。

この仕事がしたいと思って、仕事を選んだ訳ではない。

ただそれなりに仕事を覚え、ベテランの域に達しつつある。

そんな仕事だが、最近ただただ忙しく、会社が妙に落ち着かない時期でもあり、

毎日ばたばたと過ぎる。

気がつくと既に残業数時間。

帰って娘たちに食事をつくり、一緒に食事しながら自分はお酒を飲む。

毎日そんなことの繰り返し。

酔っ払って、寝て、また仕事に行って。

嫌いな会社でストレスためて、酔っ払って寝る。

本読む時間もあまりない。家事も適当でいいや、と開き直ったつもり。

でも汚れた家が気になってしょうがない。そんな繰り返し。

いつか気がついたら、足腰立たないくらいの年寄りなんだろうか。

なんなんだ、この人生。

私は晴れた日には布団干したいだけなのに。


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マネーピット

moneypitマネーピット
トム・ハンクスが好きです。
特にこんな若いトム。それにこんなコメディ。


恋人と結婚したい一心で、購入した超オシャレな豪邸。ところがこれが、ぼろぼろもいいところで、壊れる壊れる。
「風と共に去りぬ」に出てくるような素敵な階段も、見事に崩れ落ちます。
お風呂に入ろうとすれば浴槽は床をぶち抜き階下へ落下。
疲れ切った彼らに、豪雨のように雨漏りが。
クライマックスはドリフなみの破壊連鎖です。

この見事さはもう芸と言っても過言ではないと思います。

可笑しくて、切なくて、悲しくて、可笑しい。
そしてもちろん、ハッピーエンドです。

そんなラブコメに、トムハンクスは欠かせないのです。

こういう映画って、ありそうでなかなかないんですよね。

最近は特に。残念です。

出演: トム・ハンクス, シェリー・ロング, その他
監督: リチャード・ベンジャミン

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2005/04/05

渡辺満里奈 結婚!!

Sponichi Annex 速報-渡辺満里奈、ネプチューンの名倉が結婚へ

しかもネプチューン名倉と。

まじですか。

『銭金』時々見てたのに、全然気がつかんかった。

(もっとオ○○ン似の可愛い系と付き合っているものとばっかり思っていましたが。)

とりあえずはおめでとうございます。

「負け犬の時代」はかくて終焉を迎える、ということなんでしょうね。

【4/6 追記】

「銭金」での2ショット見ました。

番組作りはあざといが、2人並んだ姿を見て想像以上にお似合いだと思った。
長く連れ添ったような、自然で大人なカップル。わざとらしくない幸せな空気が漂っていた。

お互いに最良の相手にめぐりあったのかもしれない。それは実は本当に稀有な幸福なのだと思う。

本当に良かったですね。おめでとうございました。

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2005/04/03

エイトマン

SMAPがフレッツのCMで「エイトマン」の曲を歌っています。
バラード風になっててなかなか良い感じです。

ジャイアンツの原のテーマ曲だったので、若い人も割と耳になじんだメロディだと思うのですが、一定以上の年代の方は、あのCMで「ラララララララ」と歌われている部分にも歌詞をつけて歌えてしまうのでは。
はい、もちろん私も歌えます。

原作は平井和正で、脚本には筒井康隆も加わっていたそうです。
内容自体はあまり覚えていないのですが、主人公の名前が東八郎(あずまはちろう)だったことは鮮明に記憶しております。TAKE2の東さんのお父さんと同じ名前ですね。

ちょっと前にも「狼少年ケン」の曲がCMで流れていました。昭和のアニメが流行りなんでしょうか。
CM製作の方々は昔のアニメを大捜索中、かもしれません。
さて次は何がくるのかな?

8man
エイトマン DVD-BOX

ken
狼少年ケン

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明和電機事業報告ショー

に行って来ました。→明和電機
(at ルミネtheよしもと)

もうちょっとライブっぽいイベントを想像していたのですが、ちょっと違いました。
オープニングの見事なバンド(?)演奏と、エンディングの社歌斉唱以外は「パワーポイント」による事業報告。
これがまたよく出来たプレゼンで、社長のぬるいトークとあわせてとても楽しいイベントでした。
ゲストに会長(お兄ちゃん)と、「さかな君」が。(この二人はほんとそっくり。)

明和制服を着たファンの方々の、入れ込みぶりも素敵でした。社長そっくりの男性がいたのにはびっくり。
それから、「ボンタン型制服」を自作して来たうら若き女性には、全員お口あんぐりの状態でした。なんでも子供のころに明和を見て以来のファンなのだとか。

↓ この制服です。風になびくスカーフ(針金入り)まで見事に再現されていました。


mechatoronica_dxd

MECHATRONICA


うちの娘と同年代だったようなんですが、彼女らを子供のころ明和ライブに連れて行ってた身としては、あそこまでのファンに育たなくて良かった~、と少し安心したのも事実なのであります。
(家に帰ってその話をしたら、「ファンじゃないけど、でも歌は歌えるよ」と言って「ツクババリバリ伝説」を歌ってくれましたけどね。)

そんなわけで、なんだか濃くてぬる~い夜でした(笑)

来年今年度もいろいろな計画があるとのことなので、楽しみにウォッチして行きたいと思います。

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