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2005/05/09

パンチライン

punchlineパンチライン

わっかいトム・ハンクスがコメディアンを演じている映画。劇場未公開だそうです。

「アメリカン・ジョーク」という言葉そのものが「ジョーク」に感じられるのは、別に「日本人は英語が苦手だからツボがわかりにくい」ためだけじゃないと思う。
『ダーリンは外国人』(感想はこちら)にも出てきたけど、「意味がわかっても全然面白くない」ジョークが「アメリカン・ジョーク」なのであると言っても決して過言ではないと思う。
大滝秀治じゃないが「お前の話はつまらんっ!!」と、叫びたくなることが多くないですか?

これはそんなアメリカン・ジョークが詰め込まれた映画です。コメディアンとしてのトム・ハンクスの達者な演技が素晴らしいですし、「雨に唄えば」のダンスシーンもまた見事なものです。ここだけでも、見る価値あります。

ただ、ストーリーにちょっと無理がある気もします。

・なぜ、トム・ハンクスはサリーフィールズに恋をしたのか?
・サリー・フィールズ(子持ちの主婦)はなぜ、プロのお笑いを目指したのか?

が、全然わからなかった。
それでも最後まで楽しめる不思議な映画ではあります。トム・ハンクスファンの方は必見です。


しかし、肝心のジョークがねえ。。。

相手役のサリーフィールズが女性ピン芸人として、どっかんどっかんウケるようになるのですが、そのしゃべっているネタが、殆ど下ネタ。それも自分と夫の性生活を赤裸々に語って、笑いを取るという日本だったら「反則技」みたいなのばっかりです。自虐的でかつ下品なネタと客いじりばっかりのように見えます。

アメリカのお笑いってほんとにこんなレベルなんでしょうか。そうだとしたら、友近の方が面白いだろ、やっぱり。

そういえば、海外でバカ受けしている「電撃ネットワーク」がインタビューで、「外人に受けるには徹底的にベタじゃないとダメ。」と言ってたっけ。
それから人種差別に敏感なので、日本人が日本人をネタにした時だけは安心して笑えるのだとか。自虐ネタの方が多いのは、そんな理由なのかもしれない。他人というか、他人種、他国からの移民をネタにするのはきっと微妙すぎるのだろう。

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