盲点を知る
仕事では一日中PCを見つめ、暇があれば本を読むか、映画を見るか、ネットを見るかの毎日です。そのせいか、ここ数年で急激に視力が下がってしまいました。
疲れるのは当然として、ここのところ目が痛くて痛くてしょうがないので、先日ようやく重い腰を上げて眼科を受診したのです。
結果はドライアイということで、「ヒアルロン酸入り目薬」をもらったのですが、ちょっと精密検査をしましょうと言われ、眼底検査と視野検査を受けました。
眼底検査って言葉はよく聞きますが、実際には何をするのかと思っていたのですが、麻酔成分に近い目薬を差して、瞳孔をいっぱいに開いてから目の中を調べるのでした。
瞳孔が開くのって「人が死んだ時」とくらいしか想像つかなかったのでちょっとドキドキでした。(あ、それから「猫が獲物を狙っている時」ですね。)
このあと数時間は、まぶしくて目が開けられず、大変でした。
それから数日後に視野検査を受けました。
白いドーム状の機械を覗き込むような形で座り、視点を正面に固定したままにします。
すると小さな光がいろいろな場所でランダムに点くので、光が見えたら手元のスイッチを押すという、なんだかゲームっぽい検査でした。
結果はコンピューター解析されて、円形のマトリックスのようなものが打ち出されています。それをちらっとみると明らかに「その部分は見えなかった」とわかる黒いところがあるのです。「ああ、視野が欠落しているのか」と一瞬暗い気持ちになったのですが、先生がすかさず、「ここはマリオット盲点といって皆見えないんです。」とおっしゃったのです。
そうです、皆さん。
人間には本当に「盲点」があるのです。知ってましたか?両目とも中央よりちょっと外側の下の部分に円形に「見えないところ」があるのだそうです。
昔そんなこと聞いた覚えはあるけれど、「これがあなたの盲点です」と改めて呈示されてなんだかちょっと感動してしまったのでした。
こんど「それは盲点だったな」とひとりつぶやく時、「皆が平等に持っている盲点」のことを考えてみてください。
ちょっとだけ気持ちが軽くなるかもしれません(?)
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