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2005年12月

2005/12/30

東京奇譚集:村上 春樹

4103534184東京奇譚集
特に村上春樹ファンという訳ではないのだが、代表的な小説を何作かは読んでいる。
ストーリーの面白さに惹かれて、ページをめくる手が止められないこともしばしばだが、たいていはラストではぐらかされたような気持ちになり、そういう感じが今ひとつ理解できないので、たぶん自分にはあまり合わないタイプの作家なのかと思っている。
思うに、「無垢で透明」かのような印象を与える主人公と、その行動のある種の凶暴さ(うまい表現が思いつかないのだが)がを、必要以上に恐ろしく感じてしまうからかもしれない。特定の作品のことではなく、自分のイメージのレベルの話だけれど。

てなことを言いながら、でも買ってしまった「東京奇譚集。」
休みでもあったので、あっという間に読んでしまった。
これは結構、好きだなあ。主人公が女性だったりして、いつもの私小説っぽくないのが私にも受け入れやすいのだろうか。

人生の不思議さ、運命の不思議さを描きながら、いつか癒されてしまうようなそんな短編集。
かなり素敵な本だと思います。

収録作品
  偶然の旅人
  ハナレイ・ベイ
  どこであれそれが見つかりそうな場所で
  日々移動する腎臓のかたちをした石
  品川猿

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2005/12/28

ガンスリンガー:スティーヴン・キング

4102193391ダーク・タワー1 ガンスリンガー
たったひとりで荒野を旅するガンマンの物語。
その風景はマカロニ・ウエスタン映画に登場する、さびれた西部の町を思い出させるが、でもどこかが違っている。例えば、調子はずれのピアノが奏でる古い古い曲は「ヘイ・ジュード」なのである。
何ゆえか、故郷の国の唯ひとりの生き残りとなったガンスリンガー(拳銃使い)ローランドは、変転する世界の謎の手がかりを求めて、黒衣の男を追い続けている。
その目的のためには非情となる決意をした彼だが、黒衣の男の策略によりある残酷な決断を迫られるのだった。

一度は終末を迎えてしまった世界の、そのもっと未来の時代なのだろう。
カラカラに乾いた砂漠の風景が、すべてが荒れ果ててしまった世界を見事に体感させてくれるようだ。主人公ローランドに感情移入するのは、この巻では難しいことなのだが、どの人物も謎に包まれたままの登場で、長い長い物語のプロローグとして、申し分のない作品と言えるだろう。

このシリーズは角川版で第4巻まで出版されていたものを、今回新潮文庫から新訳で全巻刊行となった。
ファンは第5巻を心待ちにしていた訳で、肩透かしを喰らったとも言えるが、今回キング自らの筆が加わって、壮大な物語がより完成度の高いものとなってファンの前に現れたのは、大変嬉しいことである。
翻訳者も変わっていて、両方を読み比べてみるのも面白いかもしれない。キング自らの2つの「まえがき」を読み比べるだけで、プラス本一冊分くらいは楽しめるのである。


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2005/12/26

落語が映像で見れる「ぽっどきゃすてぃんぐ落語【びでお】」

リンク: 落語が映像で見れる「ぽっどきゃすてぃんぐ落語【びでお】」はじまりました.

先日、録音会に出かけて行った「ぽっどきゃすてぃんぐ落語ニフ亭」で、映像の配信がはじまりました。
話芸と言う位ですから、音声だけでもかなり笑えるのですが、やっぱり所作あっての落語です。
映像付きで、次々新作を配信とは、ニフティさんも粋なことをしてくれるものです。

落語初めての方も、好きだけど寄席にはなかなか行けない方も(私だ)、手軽に楽しめるぽっどきゃすてぃんぐ落語、お試しください。

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2005/12/25

謎のプリンスかあ...

ハリポタ6巻の日本語版、正式タイトルが決定したようです。

最初は「ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)」で広告されていて、そのうち(仮)が取れてそのまま決定するのかな、と思っていました。

ところがなんと、ハリー・ポッターと謎のプリンスに正式決定です。

想像するに「混血」という言葉が良くなかったのでしょうか。この言葉にどれほどの抵抗があったのかは、知る由もありませんが、内容から言って「謎のプリンス」は苦しいなあ。作者のOKがよく取れたものです。

それにタイトルからは「混血」をなくしても、本編からは無くすことはできないはず。
「混血」だの「純血」だの「穢れた血」だのガンガン出てくるのですから。物語の核心であると言っても過言ではありません。
その言葉に込められた現実の世の中への批判精神こそを若い世代に読み取って欲しい、というのが作者の願いでもあると思うのですが、どうなんでしょうか。

とまあ、納得はいきませんがタイトル変わっても6巻、面白いですよ。お勧めです。

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2005/12/24

Twenty Four シーズン4を見終わった

DVDレンタルでは、次が待ちきれなくなってしまうのでついにDVDボックスを購入してしまいました。
毎日寝不足になりながらも楽しい一週間を過ごしました。ああ、面白かった~。

これだけはネタバレを書くわけにはいかないので、今回は24を見て覚えた英単語を。

   evacuation 避難

   custedy 拘置

   interrogate 尋問する

   torture 拷問


なんか物騒な言葉ばっかりです。


あと辞書では調べられなかったけれど、

「了解」って言うときに "copy that."と言ってる気がします。
「わかったか」を"Do you copy that?" とか。

これもジャックが言うと大変カッコいいのであります。

B0002XD5Y8

24 -TWENTY FOUR- シーズン4 DVDコレクターズ・ボックス

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2005/12/19

エレベーターでサンタに会った

ピザーラのバイト君でしょうか。

配達終わったからって、携帯で友達と内輪話するのはやめた方がいいと思う。

今、君はサンタクロースなんだから。

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2005/12/17

ちょこっと編み物

忙しい、と言いつつも寒くなると何か編みたくなってしまう。
昨シーズンから編んでいたモチーフをつないで、ひざかけくらいの大きさになったので
じゃあ「ひざかけ」に決定、ということで仕上げをしました。
(けっこういい加減です。)

こんなんです。
051215_21170001

昔っぽいのが気に入っています。

ここ数年はこういう小さいものばかり編んでいるので、ブログに乗せてみるとなんかパッとしない気がしますが、まあしょうがないですね。

ついでなんで、「あみものアルバム」を作ってみました。お時間ありましたら見てくださいませ。
もっとたくさん作っているはずなんだけど、写真があるのはなんだか少ないなあ。

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メガネ喫茶

以前は「メガネをかけた男の人が好き」と言うと、「へえー」と半ば同情の混じったような目で見られたものなのだが、最近は堂々と「メガネ好き」をカミングアウトしても良くなったらしい。筋金入りのメガネ好きである私もようやく市民権を得たのか。。。
などと思っていたら、本の出版以来、どうも「メガネ男子」はカッコいい男のトレンドになりつつあるのかもという勢いらしい。

で、今度は店員がみんな「メガネ男子」のカフェイベントがあるそうです。
ぜ、全員「イケメン・メガネ男子」だなんて。
私も生まれて初めて「萌え~!」って叫んじゃうかもしれません(笑)。

一日限りのイベントだそうですが、すごいことを企画するものです。
詳細はホームページメガネのオアシス Cafe Glasses で。

こういうのを見ると毎度のことながら、人の行動力に感心してしまうのです。
自分にはできないから、ほんとスゴイと思います。

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2005/12/16

白いツリー

昼間なんですが、日光がスポットライトのようにあたっていて、きれいでした。
051210_13360001.jpg

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2005/12/12

猫ちゃん用ベッド

商品名 SWEET BED だそうです。

sweetbed


何を目指してるのかよくわかりませんが。

ま、かわいい、かな?

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2005/12/11

久しぶりにナマ落語を見た。

どのくらい久しぶりかも思い出せないくらいの久しぶり。

しかも寄席や独演会ではありません。

@niftyの「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」の公開録音会に行って来ました。

やっぱり本物は良いですねえ。堪能させていただきました。

私は高校時代「落研」におりまして、文化祭で高座に上がっていたりしたのですが

その頃覚えた噺が偶然、演題に入っていまして、忘れていたいろんなことを思い出しました。

次の噺家さんのために、前座が座布団をひっくり返すこととか。

こんな風に。
rakugo
場所が思い切り「会議室」なのもご愛嬌。

味をしめたので、通ってしまうかもしれません。

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2005/12/07

「サボテン島のハリネズミ」を中国語で書く

台北のSHIZUKAさんという方のブログからこちらにリンクを張ってくれています。(マッキーのファンのようです。)

そこには

  ✲仙人掌島的刺蝟✲
  内容相當豐富的日文網誌

と書かれています。

1行目がブログのタイトル「サボテン島のハリネズミ」だと思うのですが、どうでしょう。
漢字になってるけど、なんか雰囲気出てる気がします。

お礼にTBなどしたいのですが、こちらは中国語が読めないのでどこに送っていいのかさっぱりわからず、ちょっと残念です。

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2005/12/02

サボテン島、ついに書籍化か?

と、思っちゃいました。
...って嘘ですけど。

saboten-4752002213

サボテン島のペンギン会議
川端 裕人 (著), 福武 忍

未読ですけど親近感を覚えます。

このブログのタイトルの「サボテン島」は私の空想の中にだけ存在しています。
サボテンだらけで、歩き間違えると痛い思いもするけれど、それでもいつもお天気が良くて、居心地はそんなに悪くないという、ちょっと変わっていてそれでも素敵な島なのです。
(要するに私にとっての「生き辛い世の中」のメタファーなのですが。)

だから赤道直下には本当にサボテンの島があるんだということにも、少し感激したりして。

絵もかわいいし、読んでみようかと思います。

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10数年ぶりに「あぶさん」を読んだ

昼食に入った喫茶店で「ビッグコミックオリジナル」を読んだ。

昔はよく読んだあぶさんを読むのも久しぶり。

なんと「あぶさん」のところに野村監督が訪ねて来て、酒を酌み交わしている。
野村さんは「独り言だ」と言って、「南海ホークスでいっしょに野球をした二人。また仙台でいっしょに。」と誘う。

しかしまあ、一番驚いたのがあぶの息子「影虎」くんがオリックスのスター選手だということ。
フリーになるのを待って、楽天に行けば野村親子とあぶさん親子の2組の「父子鷹」ができるのだとか。

なんか本物のプロ野球や、本物の野村監督には興味があまりなくなってしまったけど、この漫画に出てくる野村監督はいいですねえ。月並みだけど「ロマン」があるというのか。

あぶさんがいるのだ、と思えば、楽天ファンの応援にも力が入ったりしてね。どうなんでしょうか。


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