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2006/04/27

プロデューサーズ

プロデューサーズ ソニー・ピクチャーズ

幻の名画と言われている’68年の「プロデューサーズ」がずっと見たくてしょうがなかったのだけど、結局今日まで見る機会がありませんでした。
その後この映画はミュージカルとして舞台化され、そして今回そのまま映画化されたとのことで、待ってましたとばかりに見に行って来ました。

手がける舞台がコケてばかりの落ち目の演劇プロデューサーと、ヒステリー持ちのさえない会計士。すぐに打ち切りになる興業を打てば、製作者は大儲けができることに気づいた2人は、「絶対にコケる」ミュージカルの製作に乗り出します。
最低の台本、最低の演出家、最低の出演者を集める大奮闘の末、ついに史上最低のミュージカル「春の日のヒトラー」は完成し、開幕の日を迎えるのですが...。

好きですねえ、これ。全く素晴らしい映画を作ってくれたものです。
主役ふたりの芸達者なこと、他の出演者達も何れ劣らぬ名演技。 会計士役のマシュー・ブローデリックは前の記事の「ステップフォード・ワイフ」にニコール・キッドマンの夫役で出ていましたが、正直あまり冴えない感じでした。脚本が変われば俳優はこんなにも生き生きとするのだ、という見本を見せてもらった気がします。
映画パンフを読んで初めて気づいたのですが、この人「ウォーゲーム」(感想はこちら)の主役のコンピューターマニアの少年をやっていたのですね。いやあ、立派に成長なさったものです。

ウィル・フェレルのヒトラーかぶれのドイツ人や、ユマ・サーマン演ずるちょっと頭の弱い北欧美人。そして何よりもゲイの皆さんの華麗な演技。どれをとっても素晴らしいの一言です。そして小芝居する鳩も。
久しぶりに映画館で爆笑させてもらいました。同時にいろんなことを(歴史とか差別とか笑いとは何かとか人間の度量とか)考えさせられる映画でした。

↓こちらは元ネタ版。入手困難のようです。

ジェネオン エンタテインメント(2000-05-26)
定価 ¥ 4,935

      


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» プロデューサーズ  〜このユダヤねたは最高だ!! [シカゴ発 映画の精神医学]
 二人のプロデューサー、マックス・ビアリーストック(Bialystock)とレオ・ブルーム。この名前を聞いただけで、二人がユダヤ人であるというこに気付かないと、この映画のおもしろさは半減する。 [続きを読む]

受信: 2006/05/10 14:52

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