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2006/04/11

カーラの狼:スティーヴン・キング

スティーヴン キング
新潮社(2006-03)
定価 ¥ 780

今回はネタバレなし。

連続物の先が知りたくてしょうがない、のはたぶん人間の性なのだと思う。
テレビドラマもしかり、映画もしかり。
「24」の一話一話に興奮し、立て続けに次の回のDVDを再生してしまった。
マトリックスの完結編の公開がどんなに待ち遠しかったことか。
それからスターウォーズ。20年を経ての完結編に狂喜した。どうしてこんなに「続き」は気になるんだろうか。
ま、それはさておき。

待ってました、の「ダークタワー第5巻」である。
角川から第4巻まで出てその後全く音沙汰なしだった。キングが交通事故で一命を取り留めた後、続編を書き始めそして遂に完結したとのニュースは聞こえてきたが、いっこうに邦訳が出なかったのである。この第5巻を読むのにファンは6年待ったのである。

今までのストーリーからはちょっと予想が付かない展開になっていた。一言でいうなら「キングの荒野の7人」か。意外な人物が仲間に加わったり、仲間たちそれぞれの苦しみがあり、成長があり、と指輪物語的なファンタジーの王道を歩みつつもキングならではの長~い寄り道のお話もたっぷり過ぎるくらい楽しめる(笑)。

あ、それからキングが好きな本も分かってファンには楽しいのだった。特に私も大好きなあの本も。同じ本が好き、っていうのもまたファン心理を刺激する。ていうか単純に嬉しい。

養老先生の解説も面白い。ファンタジー好きを大声で言えない大人としては、こういう高名な先生に認めてもらうとかなり溜飲が下がるのであります。


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コメント

続き物って確かに気になります。私は出来るだけ次を想像しない、というか努めてそうしないようにしていますがじょえるさんはいかがですか?

これを待った6年よりも「スザンナの歌」を待つ3、4ヶ月のほうが長いように思われてならない今日このごろです。

投稿: kingdow | 2006/04/12 05:29

私はストーリーを想像するというより、謎解きに挑戦しちゃいますね。
あとラストシーンをいろいろ想像するとかはします。

本物が少しでも自分の想像に似ていると嬉しいですね。

スザンナの歌までの間に積読本を消化しようと思います。

投稿: じょえる | 2006/04/12 21:14

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キングファン(マニア?)のみなさんが、既に読了&感想をアップされていますが、私も日曜日に読み終わり現在は放心状態といったところ。土日は出かけていたので結局日記は更新できなかった(どっちみち書く暇があったら読んでいたでしょう)こともあり改めて全体の感想を。いままでと大きく印象が違うのは、これを合わせてシリーズ残りの3作は、いくらいきあたりばったりのキングといえども、恐らくおおまかな構成と配分を考えて書いたのだろうということ。『荒地』なんかは絶対になぞなぞ合戦の結末も考えずに書いたという印象ですが、ここ... [続きを読む]

受信: 2006/04/12 05:23

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