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2006/05/09

火星人ゴーホーム:フレドリック・ブラウン

Image1706火星人ゴーホーム

ある日突然、地球は緑色の「火星人」に埋め尽くされる。地球人3人に1人の割合で火星人が住み着いてしまったのだ。彼らは目には見えるのに触れることはできない。彼らの好きなことは人間を困らせること。あらゆる私生活を「見物」し、あらゆる秘密を暴露してまわる、性根の曲がった子供のような火星人の来襲で地球は壊滅的な打撃を受けるのだった...。

フレドリック・ブラウンの代表的SF作品を再読してみたら、なぜか昔読んだときより数段面白く感じた。
底意地の悪い火星人の登場で大騒ぎになって、そのドサクサでたくさん人も死んだりするのだが、彼らのせいで「嘘」や「プロパガンダ」が通用しなくなって政治というものは崩壊してしまう。そして気がついてみると戦争はなくなってしまっているのだ。彼らが本当に火星人だったか、という結末も昔読んだ時には「ええ、なにそれ?」という感じだったが、なぜか今読むとこれ以上の結末はないように思えるのである。唯我論的宇宙というヤツか。
それにしても憎たらしい火星人。作者はこんな悪ガキどもに少年時代悩まされたのかもしれないな、とちょっと思った。

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