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2006/08/11

愛のひだりがわ:筒井康隆

愛のひだりがわ

筒井康隆のジュブナイル。

近未来の荒廃した日本を舞台に、父を探す旅に出た少女の物語。

ロードムービー風な構成は少女版「旅のラゴス」のようだ。

家族愛に恵まれなかった主人公が旅で出会った人々と束の間の家族的生活に幸せを感じたり。
犬語が話せるので、大型犬の群れに守られたり。 大型犬と暴走族に守られて故郷に変えるシーンは圧巻。

周囲との親密な関係を描きながらも、ベタつかずどこか距離を感じさせる描き方が好き。
左腕に障害がありながらも、それを素直に受け入れ、人生を切り開いて行く少女の強さがまた素敵です。
(主人公はお約束通り超美少女です。映画化されないのかな?)

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ペットのことばが聞こえますか―動物語通訳体験記


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コメント

>周囲との親密な関係を描きながらも、ベタつかずどこか距離を感じさせる描き方が好き。

透明感のある文章だから、このように描けるのでしょうね。

わたしもこの話、好きです。

投稿: かつき | 2006/09/02 11:14

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» 『愛のひだりがわ』 筒井康隆 [猛読醉書]
出自の不幸せな女の子が旅を通じて、大人になる。近未来に時代を設定し、今の暴力をさらにエスカレートさせた世界が描かれている。主人公の愛もそのほかの登場人物も、一度家庭を捨て本当の自分の人生を歩むのが印象的。12歳の月岡愛は母を亡くした。父は小さい頃家を出...... [続きを読む]

受信: 2006/09/02 11:15

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