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2007年7月

2007/07/28

Harry Potter and the Deathly Hallows : J.K.Rowling

【ネタバレなし】


発売日に届いた本を昨日読み終わりました。

今の気持ちを一言でいうと、虚脱感、でしょうか。
第一巻の日本語版が出たのが1999年の12月でした。私が手に入れたのは翌年の2000年のことですから、かれこれ7年経ったわけです。物語は各巻で1年が経過していましたから、ハリーの7年の成長をともに過ごしたような形で最終巻を迎えることになりました。

児童書、と思って読み始めた本でしたが、ページの中に広がる不思議なのになぜかリアルな世界に魅了されてしまいました。親戚の家で育てられ、ほとんどネグレクトされている孤独な少年ハリーが、「魔法使い」であるという新たな自分を知り、魔法学校という未知の世界へ飛び込んでいくのです。彼の未来に何が起こるのか、いったいどんな風に成長していくのか、目を離すことができませんでした。

完璧に構築された魔法使いの世界と歴史、魔法学校のたたずまいや細かい授業内容、魔法使いが熱狂するスポーツまで作りだし、詳細なルールやワールドカップチームまで作り出されていましたね。この完成度の高い世界観がこのシリーズの魅力でしょう。最初にクィディッチのルール説明を読んだときの驚愕は今も忘れられません。
周囲の人間たちも細かく設定され、生き生きと描きだされていました。友人たちはもちろん、大人たちも長所と欠点と彼らの人生を背負っています。そんなところもこのシリーズの魅力でしたね。

映画化でまた人気が上がったのですが、やはりハリー・ポッターシリーズの魅力は作者が作りこんだこの世界観と、複雑な伏線が張られているストーリーの細かさでしょう。これだけは本でなければ味わえない醍醐味だと思います。

こんな素晴らしい世界を教えてくれたことに対して素直に「ローリングさん、ありがとう」と言いたいと思います。


Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition
J.K. Rowling
Bloomsbury Publishing PLC (2007/07/21)
売り上げランキング: 3
おすすめ度の平均: 5.0
5 愛と信頼と一生の絆
5 ローリング女史に拍手喝采
5 7巻だけ読んでもわからないと思います




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2007/07/22

ハリーポッター最終巻、届きました

Amazonから昨日の朝、配達されました。

Harry_001

7月21日の8時1分以降に配達のこと、という注意書きがありました。


そして現物はこれ。今回もアダルトエディションにしました。表紙がかっこいいのよねえ。

Harry_002


そしてこれは献辞のページ。
「S」の形になってます。こういう細かいところがファンにはグッときます。

Harry_003


昨日から読み始めて今8章まで来ました。最初から怒涛のストーリー展開で、驚くほどの面白さです。
後ろのページは絶対見ないようにして読んでいます。

6巻みたいな読書ノートを書くかどうかは、まだ考慮中です。とりあえずは物語を楽しみたいと思います。

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition
J.K. Rowling
Bloomsbury Publishing PLC (2007/07/21)
売り上げランキング: 3


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2007/07/18

軌道離脱:ジョン・J・ナンス

軌道離脱
軌道離脱
posted with amazlet on 07.07.18
ジョン J.ナンス 菊地 よしみ
早川書房 (2007/01)
売り上げランキング: 203598

「民間の宇宙飛行会社」の懸賞に応募して当選してしまったキップ・ドーソンは、長年の夢だった宇宙旅行へと旅立つことになる。しかも他の乗客がキャンセルしたため、パイロット1人、乗客は彼のみという2人きりの宇宙旅行である。
しかし宇宙から地球を眺めて感激していたのも束の間だった。不慮の事故でパイロットは死亡、宇宙船も故障してしまう。必死にマニュアルと格闘するが、ロケットは点火せず軌道から抜け出すことができない。
死を覚悟したキップは、備え付けのパソコンに回想録を綴りはじめる...


往年の航空パニック映画「エアポート75」の宇宙版かと思って読み始めたら、これは「ハリウッドのための電車男」ともいうべき爽やかストーリー。
主人公が回顧録を書く「どこにも繋がってないはずのPC」には実はスパイウエアが入っていて、彼のキーボード操作はすべてインターネットにログが送られているという設定です。それをハッカーの少年が見つけ、世界中の人が彼の綴る一字一句を見守ることになるのです。
宇宙船で死を覚悟してひとり回顧録を綴る、というのはダン・シモンズの「エンディミオン」で出てきますし、「本人は知らないけど、彼の行動を世界中が見ている」というのは映画「トゥルーマン・ショー」にも似た状況です。
そんな「どこかで見た感」を別にしても、誰かの日記や掲示板への書き込みを沢山の人が読んで、心配したり喜んだりする状況が、いかにも現代的で、ネット大好きな人間にはなんだか親しい感じがするのです。


難を言えば、文章が非常に読みにくかったり、心理描写が足りなかったりという面はありますが、「ハリウッド映画の原作」と割り切って読めば結構楽しめると思います。

あとがきによれば既にFOXが映画化権を買っているそうです。映画で見た方が多分面白いと思うので(笑)、出来上がるのがとても楽しみな作品ではあります。

エアポート’75
エアポート’75
posted with amazlet on 07.07.18
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2005/07/01)
売り上げランキング: 73877
おすすめ度の平均: 4.5
4 今の時代にはありえないであろう佳作
4 シンプルな航空アクションの名作
5 エアポートシリーズの金字塔
トゥルーマン・ショー(通常版)
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2006/04/21)
売り上げランキング: 1337



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ハリー・ポッターと「秘密の結末」?

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK)
J.K. Rowling
Bloomsbury Publishing PLC (2007/07/21)
売り上げランキング: 2

いよいよ、いよいよ発売ですね、ハリー・ポッターシリーズ完結編。
今週土曜日に世界同時発売だそうです。

発売前に内容が漏れないように、出版社側が必死のガードを行っているようです。

リンク: 東京新聞:ハリー・ポッターと「秘密の結末」 漏らすな25億円投入:国際(TOKYO Web).


有名になりすぎた物語の宿命ではあるんでしょうが、やっぱり読む前に結末は知りたくないですねえ。
結末、(要するににハリーが死ぬかどうか)で大騒ぎしてる人々は本をちゃんと読んでるのか?っていう疑問も感じますけどねえ。でもまあ、ハリーを愛するが故ということでしょうか。

私はこの本が作品として本当に好きなので1ページでも飛ばして読む気にはなれません。もったいないんだもの。
舐めるように楽しませていただきます(笑)

さて、アマゾンで予約しましたので到着まであと3日です。それまでに図書館から借りてる本を全部読んで、返却します。昨日は電子辞書の電池を入れ替えました。そしては6巻の日本語版を読み始めましたよ。復習ね。

そんな感じで準備万端で到着を待ちたいと思います。(あ、仕事が...)


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2007/07/10

「恋するニワトリ」の歌

本日、眞鍋かをりのココだけの話にアップされたエントリのタイトルが「恋は恋」でした。

交際してるのかどうか、ワイドショーなんかが余計なお世話な大騒ぎの中、自らこのタイトルを振ってくるところが、さすがです。
見上げた根性であります。

で、ここで取り上げられているのが谷山浩子の「恋するニワトリ」です。
風見鶏に恋してしまった、庭のニワトリの切ないお話。これ好きだった~。

そして今の時代ですから検索すると「みんなのうた」の動画ごと見ることができるのでした。
いいですねえ。谷山浩子さんはもっと評価されていいんじゃないでしょうか、と素直に思います。

他にも色々ありました。
この「しっぽ、しっぽ、しっぽよ~♪」 は気づくと時々口ずさんでいたりします。

かわいいクレヨンのうた。懐かしい。

「みんなのうた」のクォリティの高さに今更ながら驚く「まっくら森のうた」

「ハッチポッチステーション」といい、「みんなのうた」といい、素直に良い!と思える番組があるのだから、NHKにはやっぱり頑張って欲しいと思います。

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2007/07/04

ちんぷんかん:畠中恵

ちんぷんかん
ちんぷんかん
posted with amazlet on 07.07.04
畠中 恵
新潮社 (2007/06)
売り上げランキング: 55

大好きな大好きな「しゃばけシリーズ」第6弾が出ました。
今回は「週刊新潮」に連載した分、「小説新潮」に掲載した分、そして「新潮ケータイ文庫」に連載した分をまとめた本ということで、部分的に読んだことがあったのですが、やっぱり新しい本でまとめて読むのが楽しいですね。

ご存知「超虚弱体質」の若だんな、今回は虚弱が行き過ぎて大変な目にあってしまいます。自分がいつも死ぬほどの目にあっているのに、周囲の人を気遣う若だんな。その優しさがじんわりと胸を打つのです。
体はともかく、心はだんだん強く成長しているようで、今後の展開もとても楽しみです。

その他、若だんなの両親の馴れ初めのお話や、お寺の小坊主さんのお話などの短編集です。

  収録作品

    鬼と小鬼
    ちんぷんかん
    男ぶり
    今昔
    はるがいくよ


ところで先日、この本の出版を記念したサイン会がありましたので、私、おっとり刀(死語?)で駆けつけてまいりました。ナマ畠中先生とお言葉をかわし、その上、両手で「がっちり且つほんわり」とした握手をしていただいて、天にものぼる心地になったことをご報告いたします。
畠中先生はみるからにほんわりとした優しさを湛えていらっしゃいまして、そして笑顔の可愛らしい方でしたよ。
優しい作品はこのお人柄から生まれるのだなあ、というのを実感いたしました。

これがそのサインです。
スタンプも押してくれました。
Sainkai

落款がかわいいんですよ。
Rakkan

この本は家宝にいたします! 畠中先生、ありがとうございました!!

【追記】
今、公式サイトをみたら、スタンプを押してくれてたのは、挿絵を描いてる柴田ゆうさんご本人だったそうです。
知ってたら「大好きです!」って言ったのに、残念。 今言います。「柴田さんの絵、大好きです!」


関連エントリー しゃばけ:畠中恵

公式サイトしゃばけ倶楽部


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