畠中 恵
新潮社 (2007/06)
売り上げランキング: 55
大好きな大好きな「しゃばけシリーズ」第6弾が出ました。
今回は「週刊新潮」に連載した分、「小説新潮」に掲載した分、そして「新潮ケータイ文庫」に連載した分をまとめた本ということで、部分的に読んだことがあったのですが、やっぱり新しい本でまとめて読むのが楽しいですね。
ご存知「超虚弱体質」の若だんな、今回は虚弱が行き過ぎて大変な目にあってしまいます。自分がいつも死ぬほどの目にあっているのに、周囲の人を気遣う若だんな。その優しさがじんわりと胸を打つのです。
体はともかく、心はだんだん強く成長しているようで、今後の展開もとても楽しみです。
その他、若だんなの両親の馴れ初めのお話や、お寺の小坊主さんのお話などの短編集です。
収録作品
鬼と小鬼
ちんぷんかん
男ぶり
今昔
はるがいくよ
ところで先日、この本の出版を記念したサイン会がありましたので、私、おっとり刀(死語?)で駆けつけてまいりました。ナマ畠中先生とお言葉をかわし、その上、両手で「がっちり且つほんわり」とした握手をしていただいて、天にものぼる心地になったことをご報告いたします。
畠中先生はみるからにほんわりとした優しさを湛えていらっしゃいまして、そして笑顔の可愛らしい方でしたよ。
優しい作品はこのお人柄から生まれるのだなあ、というのを実感いたしました。
これがそのサインです。
スタンプも押してくれました。

落款がかわいいんですよ。

この本は家宝にいたします! 畠中先生、ありがとうございました!!
【追記】
今、公式サイトをみたら、スタンプを押してくれてたのは、挿絵を描いてる柴田ゆうさんご本人だったそうです。
知ってたら「大好きです!」って言ったのに、残念。 今言います。「柴田さんの絵、大好きです!」
関連エントリー しゃばけ:畠中恵
公式サイトしゃばけ倶楽部
本
最近のコメント