2006/05/23

ハリーポッターと謎のプリンス:J.K.ローリング

J. K. ローリング J. K. Rowling
静山社(2006-05-17)

【今回はネタバレなし】

英語版の刊行から約10ヶ月、ようやく日本語版が出版された。
その報道のされ方を見れば、大きなニュースになるのが喜ばしいことなのかどうか微妙なところではあるのだが、この作品が本当に好きな者にとってはやはり嬉しいことには違いない。

前巻の暗く鬱屈した時代を経たハリーは、やはりこの巻で大きな成長を遂げる。
愛する人を得、また愛する者を失うハリー。心から憎み、心から怒るハリー。
得意の絶頂にいたり、失意のどん底にいたり。切なくて、何処かユーモラスな恋愛模様。
ハリーの日々は若い人々にとっては親しみを感じるであろうし、昔若かったものにとってはどこか懐かしいような気もするのである。

衝撃的な事件でまたもや愛する者(愛してくれる者)を失ったハリーは、今度こそ自らの意思でその運命を選び取るのである。

7巻までの構想が出来上がっていて書かれたと言われている通り、その伏線の見事さには驚かされる。この巻までの物語すべてが7巻のための伏線と言ってもいいのだろう。
最終巻、完結編への期待は高まるばかりなのである。


蛇足1
子供の本の日本語訳として、よく練られていると思いますが、やはり英語版を読まれることをお勧めします。作者の言葉遊びがそこら中に出てきますし、何より詩情がある文章だと私は思います。この巻では特にフェニックスの歌のあたりが美しく、涙がこぼれそうになりました。

蛇足2
「混血」という言葉を避けてどうするつもりなのかと思っていたら「半純血」となってました。半分だったら既に純血じゃないじゃん。
でも苦心は買います。


関連記事 ネタバレ連載 ハリポタ6巻読書ノート 


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2006/05/18

ハリポタ日本語版発売

J. K. ローリング J. K. Rowling
静山社(2006-05-17)

ご存知の通り、昨日「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が発売になりました。

で、なぜか昨日からこのブログのアクセスが激増中です。

昨年書いた「ネタバレ連載 ハリポタ6巻読書ノート」にはずっとコンスタントなアクセスをいただいていますが、それが昨日からは、ものすごい勢いでアクセスカウンターが回っています。

これって日本語版を読んだ人が来てるのか、それとも読んでない人が来てるのか、気になるところではありますが、皆様、当サイトへのご訪問、ご愛読ありがとうございます。謹んでお礼申し上げます。

私はといえば、やっと娘が読み終わって回って来まして、読み始めたところです。なんとなく自分の解釈の答え合わせのような気になったりもするのですが、とりあえずはハリーの成長を楽しみたいと思います。

感想はまた。

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2005/12/25

謎のプリンスかあ...

ハリポタ6巻の日本語版、正式タイトルが決定したようです。

最初は「ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)」で広告されていて、そのうち(仮)が取れてそのまま決定するのかな、と思っていました。

ところがなんと、ハリー・ポッターと謎のプリンスに正式決定です。

想像するに「混血」という言葉が良くなかったのでしょうか。この言葉にどれほどの抵抗があったのかは、知る由もありませんが、内容から言って「謎のプリンス」は苦しいなあ。作者のOKがよく取れたものです。

それにタイトルからは「混血」をなくしても、本編からは無くすことはできないはず。
「混血」だの「純血」だの「穢れた血」だのガンガン出てくるのですから。物語の核心であると言っても過言ではありません。
その言葉に込められた現実の世の中への批判精神こそを若い世代に読み取って欲しい、というのが作者の願いでもあると思うのですが、どうなんでしょうか。

とまあ、納得はいきませんがタイトル変わっても6巻、面白いですよ。お勧めです。

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2005/07/16

ハリポタ6巻、届きました。

Amazonに予約を入れていたので発売日の今日、届きました。
050716_14480001

アダルト・エディションです。
(Harry Potter and the Half-Blood Prince
(Harry Potter 6) (UK) [Adult edition]
)
カバーをはずすと背表紙に題字だけが入った黒い表紙になっています。

大サービス(?)で1ページをお見せしますね~。
050716_14490002

第一章のタイトルは

"The Other Minister"

です。

面白そうです。じっくり読みます。(だって速くは読めない...。)

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